8月27日、Oculus Quest(オキュラス クエスト)向けに、VR語学学習アプリ「Mondly: Practice Languages in VR」(以下Mondly VR)がリリースされました。価格は990円(税込)。英語やフランス語、中国語など、計29ヵ国の言葉を学べます。
「Mondly VR」は、Oculus GoやPCVR(SteamVR)向けに、2017年に発表されたアプリです。語学学習教材で多くみられる一問一答形式ではなく、リアルなシチュエーションが用意されているとのこと。米メディアVRScoutによれば、パリのホテルでのチェックインや、香港でのタクシー乗車といったシチュエーションでの語学を学べるそうです。
「シナリオ」モードでは、NPCがシチュエーションに応じた様々な問いかけを投げかけてきます。プレイヤーは、画面に表示される3つの選択肢から好きなものを選び、音声で返答します。発音を判定してくれるフィードバックや、ボキャブラリーの拡張を提案する機能もあります。また、質問や回答文の意味が分からない場合、ハンドコントローラーで該当部分を選択すれば、翻訳後の文章を確認できます。
「Mondly VR」をテストしたVRScoutは、シナリオ形式のシステムが良好に機能していると紹介しています。単調な学習ではなく、しっかりと印象に残る教育体験ができるそうです。
日本語学習モードもあるようですが、現時点ではアプリとしては日本語に対応していない模様です。
ソフトウェア概要
タイトル |
Mondly: Practice Languages in VR |
開発元 |
ATi Studios |
パブリッシャー |
ATi Studios A.P.P.S. |
対応VRヘッドセット |
Oculus Quest(Quest 2)、Oculus Go、Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE、VALVE INDEXなど |
価格(税込) |
990円(Oculus Quest)、1,010円(Steam)、490円(Oculus Go/GearVR) |
公式サイト |
(参考)VRScout
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