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VTuber 2021.03.18

バーチャルアプリ「REALITY」海外向けサービス発表で国際交流は活発化するか?

REALITY株式会社が、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」の海外向けサービスの正式リリースを発表しました。現在8つの国・地域へ英語版の提供を開始しており、すでにアクティブユーザーの64%が海外からの利用者になったと明かしています。

現在、2月末時点で「REALITY」のアクティブユーザーの半数以上が日本国外のユーザーとなり、また一人当たりの平均滞在時間も170分となっていると公開しました。REALITY株式会社は、この結果に対して「ユーザー数は拡大、かつ非常に活発にご利用いただいています」とコメントしています。

アプリ内で国際交流は進むのか?

「REALITY」内ではどういった国際交流は行われているのでしょうか?  今回は国内外のVTuberが参加の国際交流ルーム運営を行っているCanonさんにアプリでの国際交流の現状について、お話を聞きました。

――現在、REALITYを利用されている海外VTuberの方はどういた方々が多い印象でしょうか?

日本の文化やアニメ、ゲームに興味のある方や英語と日本語や色んな国の言語を学びたい方が来られます。国はタイ、インドネシア、ベトナム等アジア圏の方が多いです。ヨーロッパやアメリカ等、英語圏の方は時差の関係で交流がまだ進んでいない印象です。またアプリがリリースされていない地域では特殊な方法が必要なため、人数が少ない状況です。

――海外と国内のユーザーはどのような交流をされていますか?

日常会話や趣味の話がメインですが、お互いの言語や国の事を教えあったりしてコミュニケーションを取っています。最近は歌やゲームのコラボも行っています。

ネイティブの方が語学講座をしてくれたり、歌や楽器が好きな参加者がコンサートをしてくれたりしたこともありました。視聴者から予想外のアクションが返ってくることもあり、楽しいですね。あるときは、インドネシアユーザーが集合して、そのままインドネシア語ライブになったこともあります。

また、コラボ配信で「執事カフェ」という企画を行ったところ、日本人より敬語がお上手なマルチリンガル(6ヶ国語)な方が参加してくれて、演技も完璧だったので大変刺激を受けました。

――今後、REALITYで国際交流としてやりたい企画やアプリ側への要望などをお聞かせください。

海外のVtuberさんの歌や芸を紹介する企画をしてみたいです。海外の音楽を聞いて貰ったりまだ知られていない凄いVTuberさんを知ってもらえたら、日本と海外のREALITYでの交流が深まると思います。

また「REALITY」にはYouTube配信機能、自動楽曲申請機能、歌ってみた、踊ってみた動画作成機能などの実装を期待しています。映像や歌を他の媒体に簡単に発信できる機能があれば、もっと世界に広まりやすくなると思います。

――ありがとうございました。

(参考)プレスリリース


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