2022年4月24日、当サイトMogura VRはリニューアルを行いました。
Mogura VRでは、「バーチャル」を大きなテーマとして情報発信を行っています。XRの「いま」を掘り出すビジネステックメディア「Mogura VR News」、さまざまな角度からバーチャルを楽しむためのエンタメメディア「MoguLive」を展開しています。
大規模なデザイン変更を伴うリニューアルは2018年以来2度目となります。XR、VTuber、メタバースなどがさらに広がる時代に即したメディアとなるべく、1年ほどかけて準備をしてきました。リニューアルを発表した2022年2月末からはクラウドファンディングを実施し、223名の方に2,790,255円のご支援をいただきました。
今回のリニューアルは2018年のリニューアルと比べても、より大規模なものになるでしょう。2022年4月24日はデザインリニューアルを行う日ですが、今回のリニューアルプロジェクトでは、デザインというフロントだけでなく、Mogura VRというメディアそのものをアップデートしようとしています。
何が変わるのか、今回のリニューアルの大きな方向性は2つあります。
1. 点から面、情報発信の場へ
2. 記事にアクセスしやすいデザイン
1. 点から面、情報発信の場へ
両メディアとも、読み物やインタビュー等の“濃い”記事、そしてそれらを中心とした特集や企画を提供していきます。
ビジョンや未来像など、洞察が得られる記事を増やし、これまで以上に読者の参考になるメディアを目指します。ライターコミュニティを拡大し、知見を持つ多様な執筆者が発信する「場」になります。
そして、さっそくリニューアル直後からはMogura VR Newsで特集第一弾「メタバース」を始めます。
2021年後半から、日本でも急激にバズワード化したメタバース。Webで読める関連記事や紙書籍も多数出ており、期待感が大きく膨らんでいますが、あえて俯瞰的に様々な角度でこのブームとも言うべき事象を、有識者の皆さんと語っていこうと思います。
2. 記事にアクセスしやすいデザイン
デザインも変更し、読み応えのある記事にアクセスしやすくしたり、記事の中の情報を整理したり、他にも細々とした修正を含め刷新しました。これまで、Mogura VR NewsとMoguLiveは(テーマカラーは違えど)まったく同じデザインでした。
大規模リニューアル後も、Mogura VRは進化し続けます。リニューアルをして「しばらくはこれでいきます」というわけでもなく、今後も内容・デザインとも細かくテスト・改善し、マイナーアップデートを繰り返していく予定です。ご意見などありましたら、SNSからでもお問い合わせからでも構いません。ぜひお寄せいただけましたら幸いです。
おわりに
最後に、クラウドファンディングのページにも掲載した今回のリニューアルへの想いを、改めて記載させていただきます。
2015年に個人でMogura VRをスタートしてから、色々なことが変わりました。
「VR? AR? 何それ?」「まだまだ先の話でしょ」――VRやARが、そんなふうに言われていた日々が懐かしくもありますが、まだたった数年前のことです。
いまや、VRヘッドセットは家電量販店にも並び、誰でも買える状況になっています。
バーチャルな世界を楽しむ人、バーチャルな姿で過ごす人がどんどん増えています。
生身の人間とバーチャルな存在がコミュニケーションをとっていることも。
メタバースのバズには驚かされましたが、きっとこれも後から振り返れば、思い出話に花が咲くような話題のひとつとなるでしょう。バーチャルな世界と物理的な世界が混ざってそれを自然に感じられる時代。
これまで人類が経験したことのない世の中が実現しようとしています。僕がVRをテーマにしたメディアを始めたきっかけでもあり、今でも感じつづけているのは、「とてつもなく大きな流れが起きている」こと。一つ一つのニュースに触れ、実際に自分たちで体験し、取材先で色々な話を聴いて、共通して感じるのは、未来が手元に近づいてくるワクワクした気持ちです。
このワクワク感を伝え続けることは自分の使命だと思ってメディアを続けています。
黎明期から普及期へ。フェーズが変わり、業界も成長し始めています。
バーチャルを取り巻く状況が変わるならMogura VRも変わらなければならない。もっともっと伝えられる場にしていきたい。もっとメディアとしても羽ばたけると思っています。
Mogura VRは、私たち編集部だけのものではありません。メディアの本来の意味は「媒介」です。素晴らしい取組の数々があります。この領域の可能性を感じてチャレンジしている皆さん。そして、Mogura VRの記事を読んでいただき、まさに自身がこの世界に飛び込まんとしている、もしくはどっぷりとハマっている皆さん。
(中略)
これからバーチャルなものはもっと世の中に広がります。チャレンジしている業界の皆さんに負けず劣らずMogura VRも「広げる」ために、必死にチャレンジを繰り返していきたいと考えています。
Mogura VR編集長 すんくぼ(久保田瞬)