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話題 2022.10.05

ベンツが現実に存在しないバーチャルな自動車を公開 人気ゲーム「LoL」のeスポーツ大会を記念して

ドイツの高級自動車ブランド「メルセデス・ベンツ」は、新型の「バーチャル・ショーカー」を発表しました。MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ )ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を手がけるRiot Gamesとのパートナーシップの一環として公開された形です。

「メルセデス・ベンツ」は、Riot Gamesと2025年までのパートナー契約を結んでおり、今回のショーカーは、11月5日(土)まで開催されるeスポーツ大会「League of Legends World Championships」を記念して制作されました。

すべてがデータ(バーチャル上)で作成され、現物の車両などは存在しません。同車両は、YouTubeで公開されている大会テーマソング「STAR WALKIN」のPVにも登場しています。

「メルセデス・ベンツ」最高デザイン責任者、ゴーデン・ワグネル氏は「バーチャル・ショーカー」のデザインについて、以下のようにコメントしています。

非日常的でバーチャルなショーカーをデザインするとき、現実の自動車デザインとアニメーションのデザインという2つの世界が融合します。バーチャルな空間だからこそ、できることに制限はありません。つまり、境界線を押し広げ、私たちの創造性に予想外の空間を与えることができるのです

メルセデス・ベンツは以前から“バーチャル関連の取り組みを進めており、2020年にはARに近い機能を搭載したコンセプトカー「VISION AVTR」を発表しました。この車両は映画「アバター」をモチーフにしたもので、環境への負荷のない“ゼロインパクトカー(zero impact car)”がコンセプトとなっていました。

(参考)プレスリリースYouTube


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