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業界動向 2019.09.11

ARスポーツ「HADO」のmeleap、フィリピン大手メディアと独占契約 アジア展開加速へ

ARスポーツ「HADO(ハドー)」を開発・運営する株式会社meleapは、フィリピン大手メディアABS-CBN社、および同社の子会社であるABS-CBNシームド・エクスペリエンス社と独占契約を8月15日に結びました。フィリピン国内で新番組「HADO PILIPINAS」の放送を開始予定であり、HADOの認知度向上や展開の加速を狙います。


(フィリピン・マニラにあるABS-CBN本社にて実施された契約記者会見)

HADOは、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して技を放つ、ARスポーツです。3対3のチームでエナジーボールやシールドなどの技を駆使し、80秒間の試合時間で点数を取り合います。HADOは世界26ヶ国65ヶ所に店舗を展開、延べ160万人以上が体験しています。

全米大学体育教会と連携する新番組「HADO PILIPINAS」

「HADO PILIPINAS」では、若者への訴求を念頭に全米大学体育教会(NCAA)と連携し、NCAAに所属する10大学10チームからなる総当りトーナメント方式による「NCAAカレッジカップ2019」を開催。その模様をリアリティショーとして放映予定です。

優勝チームは、2019年12月に東京で開催される「HADO WORLD CUP 2019」にフィリピン代表として無料で招待されるほか、優勝すると報酬200万円を手にする権利も得られます。

ABS-CBNシームド・エクスペリエンス社のクッキー・バルトロメ社長は「HADO PILIPINASの新番組を通じて、より多くの人がHADOの楽しさを知るきっかけになれば」とコメントしました。

株式会社meleap CEOである福田浩士氏は以下のようにコメントしています。

現在、HADOの店舗は世界26カ国に広がっており、海外での展開は加速しております。ただ、スポーツを広げるためにはプレイ人口だけではなく、その競技を観戦する人口も増やして行く必要があります。

今後プロリーグを立ち上げ、文化として根付かせるためにも、ABS-CBN社のようなメディア企業と協業し、放送コンテンツ化を進めることが非常に重要となります。これをきっかけに新しいスポーツコンテンツを確立し、アジアでのプレイヤー、視聴者を拡大していきたいと考えています。

(参考)株式会社meleap プレスリリース


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