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ゲーム・アプリ 2019.02.17

レゴがARアプリと連動 ブロックを動かして幽霊を倒す

2019年夏、レゴブロックとARアプリを組み合わせて遊ぶ「Hidden Side」がリリースされます。アプリ内だけでなく、ブロックを動かしながらプレイできるコンテンツです。

レゴのARコンテンツ

レゴ社はこれまでにも、以下のようにARを使ったコンテンツを複数リリースしています。

・自分で制作したレゴ作品とAR映像を組み合わせて遊ぶことができる「LEGO AR Studio

・バーチャルレゴを組み立てて遊ぶARモデルビルダーの「LEGO BrickHeads Builder AR

・現実世界のレゴ作品とARキャラクターを操作して遊ぶことができる「LEGO AR Playgrounds

など。

校舎や墓地を舞台にゴーストが出現

今回公開されたレゴブロックのセット「Hidden Side」の舞台は高校と墓地です。ブロックを完成させてパーツを動かすと、校舎に悪魔の目や爪が現れたりといった仕掛けが潜んでいます。

ブロックだけでなく、ARを使った楽しみ方が用意されています。アプリを起動しスマートフォンのカメラを向けると、ブロックの世界にゴーストたちが出現。プレイヤーはゴーストを調査し、倒してそのデータをゲームの世界の教授に送信していきます。

片手でスマホ、片手でブロック

このゲームの面白いところは、アプリだけで完結せず、実際にブロックを動かしながらプレイできる点です。ゴーストを調査するには、ブロックのドアノブを回したり、墓を開いたりといった操作が必要になります。ただスマホの画面をタップするだけではクリアできません。片手でスマホ、片手でブロックと一人で遊んだり、複数人で協力し合って遊ぶこともできます。

ARで遊ぶためには、決められた通りにセットを組まないと遊べないことです。アプリはデフォルトのセットの形に沿って動作するため、自分の好きな形にブロックを組み合わせるとプレイができなくなります。

2019年夏リリースを予定

レゴ社は「Hidden Side」を独立したゲームアプリでなくサービスと位置づけており、リリース後もアップデートで新たな仕掛けを追加していく予定です。

ブロックの発売とアプリリリースは2019年夏を予定。ARアプリは無料でAndroid/iOS共に対応しています。ゲーム内課金はなく、ブロックは墓地のセットが20ドル、校舎のセットが30ドルとされています。

全世界で発売(available globally)とのことですが、日本での販売については2019年2月現在不明です。

(参考)EngagetLEGO


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