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VRChat 2024.01.19

「きんいろモザイク」の聖地が「VRChat」ワールドとして登場! アリスとカレンのなりきり衣装も同時発売【先行体験レポ】

放送10周年を迎えた、TVアニメ「きんいろモザイク」。原悠衣さん作の4コマ漫画を原作としたアニメ版は、2クールの地上波放送と、2016年公開のスペシャルエピソード、そして2021年の劇場版「きんいろモザイクThank You!!」と、長期に渡って展開。かわいらしいキャラクターと、「異国交流」というテーマをゆるく描く作風から、現在も根強いファンが数多く存在します。

そんな「きんいろモザイク」が、ソーシャルVR「VRChat」にやってきました。メインキャラクターの生まれ故郷を再現したワールドと、「VRなりきり衣装」が、1月19日に同時に発表されました。

本記事では、「きんいろモザイク」公式ワールドと衣装について、先行体験会の様子を交えながらご紹介します。

アリスの故郷・コッツウォルズが再現

今回制作されたのは、「きんいろモザイク」メインキャラクターの一人、アリス・カータレットの生まれ故郷である、イギリス・コッツウォルズ地方のバイブリーです。

伝統的なレンガの家が立ち並び、木々と石垣が混ざり合う、牧歌的な風景が広がる町。アニメ版では1話から登場したこともあり、いまや「きんいろモザイク」の「聖地」としても知られています。行きたいと思った方、実際に行ってみた方も多いはず。

では、バイブリーのどのあたりを再現したのか。答えは「作中で映った場所はほぼ全部」。視界に映る場所はほぼ全て足を運ぶことができます。村をほぼまるごと再現しているため、ワールド内は非常に広大です。

広大な「聖地」散策に役立つのは、入口に置かれたタブレット端末。ワールドの全域が表示されており、乗り物の呼び出しや移動速度の変更(最大3倍速)といった機能も備わっています。

そして最大の特徴が、地図上のピンをタッチすると、アニメ版で映ったシーンが表示される機能。アニメの1カットと、眼の前の光景を照らし合わせれば、気分は間違いなく「聖地巡礼」。ピンのある場所にはテレポートもできるので、広大なバイブリーの町も比較的スムーズに探索できます。

タブレットを参考にしながら、アニメの1シーンを再現してみるのもオススメですよ!

ワールドはフォトグラメトリ(※現実の建物などをさまざまな方向から撮影して、写真データをもとに3Dモデルに変換する技術)によって制作。360度カメラと一眼カメラで撮影した、約8000枚の写真をもとに作られたとのことです。


(ワールド制作担当のノーベルチョコさん)

制作を手掛けたのはノーベルチョコさん。これまでイタリアのヴェネツィアや、スペインのアルバラシン、クロアチアのドゥブロヴニク旧市街、そしてあの「ご注文はうさぎですか?」の舞台のモデルになったフランスのコルマールなど、ヨーロッパの名所をフォトグラメトリで再現したワールドを数多く手掛けた人です。

「聖地巡礼」に挑戦しようにも、イギリスのコッツウォルズは日本からかなり離れた場所。訪れるだけでも一苦労です。本ワールドは、気軽に「きんいろモザイク」の舞台を訪れ、手軽に「聖地巡礼体験」ができる場所、と言えるでしょう。探索ボリューム満点、写真映えする光景も数多くある、オススメのワールドです。

アリスとカレンのなりきり衣装セットも発売

ワールド公開と同時に、メインキャラクターのアリス・カータレットと九条カレンの衣装と髪型を再現した3Dモデルの販売がスタートしました。

一式身につければ、アリスとカレンになりきることができる、いわば公式コスプレ衣装です。それぞれ「VRChat」向けアバターの「ミルクRe」「カリン」「桔梗」「マヌカ」「」向けにサイズ調整されており、これらのアバターであれば無調整で着せることができます(ほかのアバターはツール等で要調整)。


(着用例を披露したVRChatアイドルグループ「SugaryRabbit」のみなさま)

ちなみに、カレンのユニオンジャックパーカーだけを着る、衣装の色変えをする、といった楽しみ方も個人利用の範囲ならばOKとのことです。

この衣装セットを身に付けて上記のワールドを訪れれば、より「きんいろモザイク」の世界に浸りながらバイブリー散策ができるはず。VRの世界だからこそ楽しめる「聖地巡礼」をぜひ体験してみてください!

関連リンク

■きんいろモザイク 聖地巡礼ワールド(PC Only)
https://vrchat.com/home/world/wrld_f9dae7c1-c248-48b4-9840-53a7d5f5020a

■公式衣装セット販売ページ
https://vworld.booth.pm/

©原悠衣・芳文社/劇場版きんいろモザイクThank you!!製作委員会


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