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ストリートとテクノロジーが出会うとき、何が起こるのか? 表現の最前線を行く「JIKKEN」を見よ

テクノロジーと身体の関係は、人々の関心の一角であり続けている。イーロン・マスクが脳直結のブレイン・マシン・インタフェースNeuralinkを発表し、補助用ロボットアームの技術進歩は目覚ましく、VRが人間の身体感覚を簡単に変容させる2019年の現在においても、それは変わらないようだ。

このように「テクノロジーと身体」について語るとき、私たちはしばしば直接的に機械化、サイボーグ化された身体のことを考える。しかし、人間の身体は機械を取りつけなくとも、容易に“機械的”なものになりうる。取り決められたリズムと動作の反復は身体の機械化をもたらすし、逆に破調と予測を外すような動きは身体の有機性を思わせる。

こうした機械性と有機性を融合させ、身体やビジュアルからテクノロジーが噴出するかのようなパフォーマンスを行う場所がある――。本記事ではパフォーマンス×テクノロジーイベント「JIKKEN vol.1」の現場に潜入。その様子をレポートする。

「ストリート」の先にあるテクノロジー

6月末に東京・渋谷のStudio Freedomにて開催された「JIKKEN」パフォーマンスとテクノロジーがクロスするイベントとして位置づけられているだけあり、出演者やスタッフの装いからして“らしい”ものとなった。参加したアーティストはみな化学防護服を模したコスチュームに身を包み、未知のパフォーマンスが繰り広げられた。


(写真中央左:「JIKKEN」を企画したBeat Buddy BoiのToyotaka氏。自身もダンサー/パフォーマーとしてステージへ)

出演者には本イベントを企画したToyotaka氏を含むBeat Buddy Boiのメンバーに加え、人気テレビ番組「テラスハウス」に登場したタップダンサーの安達雄基氏、エアーダンサーの上西隆史氏らの姿が。サウンドプロデューサーのJUVENILE氏、フリースタイルバスケの世界チャンピオンであるZiNEZ a.k.a KAMIKAZE氏も交ざり、ストリートをテーマに色濃いメンバーが集まった。

映像やエフェクトを担当するのは、「AR Roppongi x Ingress」や「Pokémon GO AR展望台」といった、テクノロジー×アート作品を世に送り出すテック×クリエイティブ集団THINK AND SENSE。壇上でパフォーマンスを見せたToyotaka氏もTHINK AND SENSE所属であり、「クリエイティブプランニングダンサー」という一風変わった肩書きで活動中だ。

「JIKKEN」がテーマとしているのはストリートとテクノロジーの交錯。イベント全体を通して、肉体による表現が映像表現と絡み合う演出が随所に散りばめられていた。特に顕著だったのは、テクノロジーが肉体表現の一環へと溶け込んでいくかのように見える個所だ

ヒューマンビートボックスに合わせて舞台に投影されたエフェクトが動き、筋肉が躍動しダンスが展開される。バスケットボールのドリブルを活かしたパフォーマンスでは、音楽のリズムと会場のヴィジュアルが絡み合う演出が行われるなど、ストリート的な身体性を通して、その先にテクノロジーを感じさせる表現も。肉体を限界まで使ったタップダンスがリズムを刻み、その音を使ったであろう波形が投影されると、徐々に音と身体と映像がひとつのものとして見えてくる……といった体験もまた、ストリートとテクノロジーというテーマに貫かれている。

もちろん、取り決められたパフォーマンスだけではない。ストリートにアドリブはつきものだ。来場者を何名か壇上に呼び、リズムに合わせて簡単なダンスを踊らせたり、トラックメーカーがイベント中に収録した音声を使って仕上げた曲を演奏するなど、即興で繰り広げられる試みはまさしく“実験”といったところ。観客が終始リアルタイムで盛り上がれるような雰囲気がそこにはあった。

パフォーマンスが進んだころには、すっかり会場は熱狂の中に。「JIKKEN」の終幕まで、それが冷めることはなかった。

Toyotaka氏が目指す、新しいパフォーマンスの形

Mogura VR NewsではJIKKENの終演後、今回のイベントを企画したBeat Buddy BoiのToyotaka氏にショートインタビュー。イベントで目指したことやどのような考えにもとづいてJIKKENを企画したか、そしてテクノロジーとパフォーマンスを絡めた今後について尋ねた。


(Toyotaka氏。「JIKKEN」終演後の会場にて撮影)

――今日はすごくクールなイベントをありがとうございました。Toyotakaさんはパフォーマーでありつつ、THINK AND SENSEのようなテック方面に参加しているのはユニークですね。

Toyotaka:

僕自身がテクノロジー、技術を持っているわけではないんですけど、THINK AND SENSEで1年半くらいご一緒させていただいていて。その間に「こんな技術があるんですよ」とかたくさん教えていただいたんです。学ばせていただいたものを、一緒に手を取り合って、何か形にできないかな? ということで、今回のイベントを企画しました。

――イベント中も“実験”というコンセプトを繰り返し語っていましたね。

Toyotaka:

僕の中ではパフォーマンスをしている人たちにスポットライトを当てたい気持ちがあったんです。今日のようなタイプの催しでは、テクノロジーを作るエンジニアとパフォーマーの目指すものが違う、ズレていることがたびたびあると感じていて。そこで「パフォーマンスをブーストさせるテクノロジーの使い方」を、僕がパフォーマー出身だからこそ考えてみたいな、と。

そこで「実験的なかたちで、どうなるかやってみたい」と持ちかけたんです。一ヶ月半というかなりタイトな期間の中で、いろいろとお願いして、当日の朝まで作っていただき、なんとか形にできました。

――ギリギリの時間で、あのクオリティのパフォーマンスを作っていたとは。

Toyotaka:

やばかったです(笑)。僕は「最初にパフォーマンスを作ってから、そこにテクノロジーを入れたら面白いんじゃないか?」って切り口で作っていたんですが、でも作るまでに時間がかかるわけで。最後にTHINK AND SENSEの皆さんにお任せした部分もあり、「追い込みかけちゃってすいません!」となったりもしました。

――いろんな意味で今回は「実験」だったんですね。

Toyotaka:

「実験」が失敗する想定もしながら、今日のイベントに備えていましたね。

――今後はパフォーマンスにARやMRが混ざったものも観てみたいです。

Toyotaka:

わかります! ぼくもちょこっと頭にはあるんですけど、まだ形にするには難しいので、もっとイメージを固めていきたいですね。「JIKKEN」はこれからも続けていくつもりですし、何回目かで新しい形を見せたいです。ダンスとかそういうのを知らない方々にも、たくさん体験していただけたら嬉しいな、と思っています。

僕はストリートダンスを15年やっているんですが、ストリートダンサーはダンスを観るのが好きなんですよ。当たり前かもしれませんけど(笑) でも、いや、だからこそダンサーはダンス界隈のコミュニティで固まってしまうことが多いんです。たとえば僕が普通にダンスのイベントをやると、「ダンサーが来て、ダンサーが観るイベント」になる。そうではなくて、素晴らしいパフォーマーをもっとたくさんの人に観てほしいという思いもあります。今回のようなテクノロジーの切り口からもエンターテインメントをやっていきたいですね。

――今回のイベントは撮影可で、観客はみんなスマホをかざしていましたし、ここでARが使えたら面白そうだな、と観ていて思いました。こういったxRと組み合わせるような構想はありますか?

Toyotaka:

あります。実は半年前くらいからTHINK AND SENSEの中で相談していて、「どこかでAR演出が入るようなアプリを開発しませんか?」とか持ちかけたりしていました。構想は頭の中にあるので、後は時間と、脳みそと……パフォーマーの物理的な勝負がかかってくるかな、と(笑)。

パフォーマンスって、すごくタイトに作りこむことが多いので。厳しい制約の中で、上手くテクノロジーにハマるところを探らないといけないんです。「JIKKEN」からもうひとつ手前の実験をいっぱいしないと。

――今回のパフォーマンスで面白かったのが、参加されているアーティストの皆さんのスタイルがもともとテクノロジー的なものと相性がいいように思えたことですね。ヒューマンビートボックスが人力でリズムトラックを演じたり、リズミカルに筋肉を活かしたパフォーマンスを行ったり。肉体性を保持したまま機械化するというか。

Toyotaka:

そうかもしれないですね。だからこそ日本でもトップクラスのパフォーマーに出演をお願いしています。それをいかにブーストするか、という演出を一ヶ月近く、家のなかでも延々と考えていて。皆さんの力をお借りして、やっと実現できてホッとしています。

――最近はテクノロジーを現実とより重ねていく取り組みが進んでいますが、今回は“現実の肉体からテクノロジーに重なる”ような面白さと奥行きを感じました。

Toyotaka:

ありがとうございます(笑)。こうしたパフォーマンスとテクノロジーを組み合わせる試みは、海外ではすでにシルク・ドゥ・ソレイユのような素晴らしいエンターテインメントに昇華されています。まだまだやるべきことはたくさんありますが、「JIKKEN」もあの大型のエンターテイメントモデルを日本国産として実現したいですね。


――ありがとうございました。

次の“実験”を見逃すな

観客に多大な驚きや刺激を与えた本イベントだが、Toyotaka氏らの“実験”はまだ終わらない。第二回となる「JIKKEN vol.2」が10月11日(金)の19時から、場所は引き続き東京・渋谷のStudio Freedomにて開催予定だ。より深く・鋭く進化したパフォーマンスとテクノロジーの化学反応を観測できるこの場所に、足を運んでみてはいかがだろうか。

「JIKKEN vol.2」のチケット購入はこちらのページ(イープラス)から。


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(画像提供:THINK AND SENSE、文:葛西祝・水原由紀、撮影:長谷川夏暉)



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