VRの中で自分が演奏する様子をレコーディング出来たらどうでしょう?
米国のミュージシャンChase Holfelder氏は、ジャミロクワイの人気曲「Virtual Insanity(バーチャル・インサニティ)」を、VRアプリ「Soundstage VR」で作り出す音楽や楽器演奏だけでカバーしました。ミュージックビデオの中で、Holfelder氏はVRヘッドセット「HTC Vive」の様々なアプリを行き来しながら歌い、演奏しています。
HTC Viveの人気アプリが登場
Holfelder氏の力強い歌声もさることながら、HTC Viveの人気アプリがビデオ中に現れる点が魅力です。演奏の大半は「Soundstage VR」で構成されていますが、ほかにも「Job Simulator」や「Rick & Morty」、「Accounting」に「Audioshield」、「The Blu」そして 「The Lab」といった人気アプリが顔を覗かせます。
Holfelder氏自身は任天堂のバーチャルボーイを体験して以来、大のVRファンでした。しかし彼が本格的にVRにのめり込んだのは「素晴らしいルームスケール・トラッキング」機能を持つHTC Viveを手にした時です。「部屋に来るみんなにVRを見せて、ミュージシャン仲間には『SoundStage VR』を披露しようと思います」とHolfelder氏は話しています。
また彼は「VRは絶対ミュージシャンにはおすすめです。実際に全部の楽器を演奏しようとすれば限界がありますが、VRなら様々な楽器演奏を繋ぎ合わせて音楽を作れます」と話しました。
アーティストでは、ザ・チェインスモーカーズやビョークらがVRを使ったミュージックビデオを公開しています。VRを使えば、個人でも簡単に人気の曲をカバーできるようになるかもしれません。
(参考)VRScout
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