今回紹介するのは自分の好きな音楽をそのままVRリズムゲームにできる『Audioshield』です。
『Audioshield』は音楽に合わせて前方から迫ってくる玉を手に持った盾で受け止めていくリズムゲーム。収録されているアニメ版「進撃の巨人」のテーマソング「紅蓮の弓矢」など20曲あまりを遊べるだけでなく、PCに保存されている自身の曲でも楽しむことができます。
プレイヤーは両手に赤と青の盾を持ち、リズミカルに飛んでくる球を、珠の色に応じた盾で受け止めていきます。うまく受け止めることができればペンキがはじけ飛ぶように飛沫が上がります。この飛沫を見ているだけでも楽しいです。
このゲームの最も特徴的な点は、YouTubeなどにアップロードされている音楽をそのままゲームにできることです。飛んでくる球の間隔なども自動で生成され、リズムゲームとして成り立つように調整されています。そのため曲を聴きながらでも違和感なくゲームを楽しむことができます
これぞVRリズムゲームだ!というようなゲームになっていて非常にわかりやすく遊ぶことができます。同様のシステムのゲームはほかにもリリースされていますが、『Audioshield』はその元祖といえるでしょう。欠点と呼べるのは曲を検索する際の操作が難しく、検索結果も見にくいという部分です。好きな曲を探すのに時間がかかってしまうのは非常にもどかしく感じます。
また厳密な判定にこだわる方には、実際の曲と弾のリズムが一致していない場合もあって少し物足りないような部分も多いかもしれません。さらなる精度向上に期待していきたいところです。
<ソフトウェア情報>
「Audioshield」
【メーカー】Dylan Fitterer
【開発者
】Dylan Fitterer
【対応ハードウェア】HTC Vive
【価格】1,980円
【操作】Viveコントローラー
【リリース日】2016年4月5日
【言語】英語
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★★
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★☆☆(音楽を検索する操作が難しい)
★今回のレビューに使用したPC
G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5720BA1 GTX1070搭載モデル
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i7-6700HQ プロセッサー
(4コア/2.60GHz/TB時最大3.50GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1070(8GB)
■メモリ : 8GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (8GB×1/デュアルチャネル)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■チップセット : インテル® HM170 Express
■本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm):385×271×28.8 (折り畳み時)
■重量:約3.1kg
■電源 : 12.4W(標準時)、230W(最大時)
外部インターフェイス
■カードリーダー;マルチカードリーダー(右側面×1)
■USB3.0:3 (左側面 ×2、右側面×1)
■USB3.1:2 (左側面 Type-C×2)
■イーサネット:1(1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45)
■サウンド:ヘッドフォン出力、マイク入力、ライン出力