ラジオ番組のパーソナリティだけでなく、イベント司会や企画まで務めるニッポン放送の人気アナウンサー 吉田尚記さん（愛称：よっぴー）が、同局のラジオ「ミューコミプラス」の4月1日放送分から、21歳のバーチャルMC「一翔剣」として出演することになりました。さらに番組の様子はYouTubeで同時配信も行われます。
（https://www.youtube.com/watch?v=xJKhytZnvTQ よりキャプチャ）
「ニッポン放送43歳吉田尚記とは昨日までの姿。21歳、美青年、バーチャルMC 一翔剣です。」という挨拶から始まった4月1日の「ミューコミプラス」（この日より「ミュ～コミ＋プラス」から表記変更）。昨今ではバーチャルタレントとの共演も多くあり、電脳少女シロさんに「よっぴーもバ美肉するか？」とまで言われた吉田アナが、ついにバーチャルMC・一翔剣としてラジオデビューをしました。
剣さんのバーチャルな身体はHoneyWorksのヤマコさんによる、現実世界の吉田アナより若返ったデザインです。「一翔剣」という名前は「一生懸命頑張るおじさん」というところから輝夜月さんが付けました。月さんのほか、番組に出演した電脳少女シロさん、月ノ美兎さん、ミライアカリさんにも名前案を募り、最終的にTwitter投票で決まりました。
ということで、剣さんMCによる初「ミューコミプラス」の日のゲストは、輝夜月さんが出演。
（右から）生配信中の一翔剣さんと「すしざんまい」ポーズのような姿で映る輝夜月さん（https://www.youtube.com/watch?v=xJKhytZnvTQ よりキャプチャ）
放送中、新人の剣さんがVTuberの進むべき道を聞こうと「輝夜月パイセン」に目標を尋ねるも、「自分のお小遣いでキーホルダーやパーカー、シールを作る」と答える月さん。そこから「一翔剣は何作りたいの」となぜか話はグッズ製作の話へ。剣さんのカーディガンが西川貴教さんの発案により「岩下の新生姜」色になっていることから、オリジナル新生姜を作るのか？という流れに……。そこで月さんが「新生姜（しんしょうが）」ではなく「一翔姜（いっしょうが）」にすればと、剣さんの命名に続いてのプロデュース能力を発揮します。
なお、岩下食品の岩下和了社長にはこの様子が捕捉された模様です。
最後聴きました！一翔剣と新生姜、「しょう」しか合ってない！！ #ミューコミプラス
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2019年4月1日
番組の後半で月さんの新曲「NEW ERA」の話題をしようとするも、前半の平成から令和への改元話が長くなりすぎて尺が無くなってしまい……となるところ、改元と曲名、月さんのライブ開催日（5月1日）の話をうまくまとめるところはさすが名パーソナリティの剣さんでした（21歳ですが）。
なお、許諾の都合でラジオ放送では流せてもYouTubeの配信では流せない楽曲があり、今回の新曲「NEW ERA」も配信側では残念ながら流れませんでした。
そんな時に配信側で流れるのは、カッコいい声で「本当は今頃権利楽曲が流れてる」と歌う楽曲です。さらに「なんでも歌える だってこの曲はネットでしか聞けない」と歌詞は続くこの歌は、まさに本配信のために作られた楽曲だそうです。（その後はきっちりとした歌詞が続く、ちゃんとした歌になってますよ）
月さんの「コラボしよう」という声に「僕も動くように頑張る」と応える剣さん。本日の配信では剣さんの姿は2次元の静止画でしたが、今後は動く3Dの身体も持つべく動いているとのこと。
剣さんは4月27日からのニコニコ超会議にて開催される「VTuber Fes Japan 2019」にも出演するということですのですが、これ間に合うのか！？それともひとりだけ一枚絵出演なのか？？今後の進化と活躍も楽しみにしましょう。
＜関連リンク＞
一翔剣Twitter @ishouken
YouTube 一翔剣ちゃんねる
ニッポン放送「ミューコミプラス」
