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業界動向 2024.03.04

AIウェアラブルのHumane、ソフトバンクと戦略的パートナーシップを締結

Humaneとソフトバンクは、AIウェアラブルデバイス「Ai Pin」とOS「CosmOS」の展開に向けた戦略的パートナーシップを発表しました。ソフトバンクは日本におけるAi Pinの独占的な通信事業者となります。なお、Ai Pinの販売や流通に関しては明らかにされていません。

画面のないAIウェアラブルデバイス、

Humaneは2019年、元Appleのデザイナーらが設立した企業です。マイクロソフトやOpenAI、クアルコム、T-Mobileらと提携し、独自のOSを有するAIウェアラブルデバイス「Ai Pin」を開発しています。「Ai Pin」は胸や音声ベースでの翻訳・通話機能、撮影機能、レーザープロジェクターで手のひらに情報を表示する機能を備えています。


(Humaneの「Ai Pin」。主にシャツやジャケット等の衣服につけることが想定されており、重量は本体とバッテリーで約50g前後。公式Webサイトで注文を受け付けており、価格は799ドルから)

今回の提携により、Humaneはソフトバンクのサービスと顧客接点を通して日本市場に「Ai Pin」を導入するほか、他のモバイルデバイスに「CosmOS」の導入検討、アプリを必要としないエコシステム構築にも取り組みます。Humaneは提携に際し、「この地域に全く新しいデバイスのカテゴリーとOSを提供するでしょう。日本の消費者にとってはAI技術の重要な進歩を意味します」とコメントしました。

(参考)Humane


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