大人気アニメ「SPY FAMILY」とのタイアップCMが話題の「Googleレンズ」。スマートフォン(iOS/Android)を物や文字にかざすだけで、さまざまな情報にアクセスできる便利な機能となっています。
(Google Japan 公式X(旧Twitter)より)
出来ることは多彩で、外国語の翻訳や商品検索など、あらゆる場面で活用できます。今回はGoogleレンズの機能を実際に試してみました。
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Google レンズ、わくわく♪
\お買い物の時、Google レンズを使えば、
似たものが見つけられる!🔎#Googleアプリ #SPY_FAMILY #アーニャ pic.twitter.com/HZjD2yykPQ— Google Japan (@googlejapan) November 27, 2023
英語の文章にスマホをかざすと、簡単に自動翻訳できる!
Googleレンズでは、英語の文章にスマホをかざすだけで、文章の自動翻訳ができます。まずはPCの画面に海外GoogleのWEBサイトを映してみました。すると……?
なんと、ほとんど待ち時間なく英語が翻訳されました! カメラを近づければ、小さな文字も翻訳が可能です。
この翻訳は、海外製品を買ったときにも力を発揮します。BOZEのスピーカーのパッケージの説明書きを読み取ると、英語、フランス語など複数の言語を一気に翻訳ができました。
この商品どこで買えるんだろう? 気になったときに使える
翻訳だけではありません。Googleの膨大なデータベースを活用し、カメラをかざした商品の情報も確認できます。
例えば、タニタのキッチンタイマーにスマホをかざすと、商品の名前や販売ストアが表示されました。いくつか種類があるはずですが、しっかりと同じ品番のものが出てきています。
お菓子でも同様。白松がモナカにスマホをかざしたら、販売店や口コミ、公式X(旧Twitter)なども出てきました。
ただし、果物など違いの分かりづらいものは、正確な品種まで調べるのが難しいかもしれません。撮影した品種とは違う結果が出てきました。
宿題のお手伝いもGoogleレンズに頼れてしまう?
Googleレンズには驚くことに「宿題」という項目も用意されています。かざすだけで英語や算数の問題が解けてしまうというもので、公開当初は賛否も含め、さまざまな感想がSNSを賑わせました。果たして、その効果はいかに。
百均で購入した小学2年生用の計算ドリルの問題です。数字を認識し、ちゃんと回答を導き出してくれました。もちろん、引き算、掛け算、割り算も同様です。単純な問題だけでなく、xを用いた方程式もしっかりと解いてくれます。
ただし、どんな問題でも答えてくれるかというと、どうやらそうではないようです。例えば、縦書きの計算では回答が得られませんでした。また、認識の際に「①」のようなものまで入れてしまうと、間違った結果を出してしまうこともありました。計算に関しては文章問題や穴埋め問題も苦手で、あくまで万能のツールではないようです。
もし、親御さんが子どもの宿題を見てあげるとき、試しに使ってみるのも良いかもしれません。
便利な機能は他にも
商品はもちろん、レンズをかざした動物や植物を調べたり、単語や場所から関連画像/情報を検索したりも可能です。バーコード、QRコードも読み取れます。ちょっと気になったものがあれば、まずはスマホを出してレンズで調べてみましょう。意外な発見があるかも?
GoogleレンズはGoogleアプリをインストールすれば、AndroidスマホだけでなくiPhoneでも利用可能。アプリのダウンロード先はこちら。
・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.googlequicksearchbox
・iOS
https://apps.apple.com/us/app/google/id284815942