Home » H&M、Magic Leapを使ったARファッションショー開催


AR/MR 2018.11.06

H&M、Magic Leapを使ったARファッションショー開催

ファストファッションブランドのH&Mは、最新のファッションショーでARを活用したイベントを行いました。MRデバイスのMagic Leap、イタリアのファッションブランドMoschino(モスキーノ)、及びスウェーデンのAR/VRコンテンツ企業Warpin Mediaと共同で、8分間のバーチャルなコレクションを提供。これまでにない世界へファン達をいざないました。

アイテムに”触れる”体験も

今回のコンテンツは、H&MとMoschinoのコラボコレクションに合わせて作成されました。15台のヘッドセットが用意され、観客は通常のランウェイでのショーに続きARの世界を体験しました。空間に配置されたアクセサリーに”触れる”ことができたり、コレクションに関連する映像を見たりすることができます。

将来的なAR活用を検討

当初H&Mにとって、ARを使ったファッションショーは単に商品を生き生きと紹介するためのツールにすぎなかったようです。しかしこのショーの成功を受けて、同社は将来的にもAR技術をビジネスモデルに組み込んでいくことを検討しています。

H&MのAnna Tillberg Pantzar氏は、「今回の取組からは、未来の姿を垣間見ることができました。我々はバーチャルの世界を取り入れ、生き生きとした体験を作り出していきたいです」と話しています。

ARショー体験は来場した700名の観客しか体験できませんでしたが、一部がYouTubeにて公開されています。

ブランドイメージを伝えるためのVR/AR/MR活用事例は、他にも下記の記事で紹介しています。

(参考)VRScout
Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード