Home » スタバ×アリババ、上海の店舗でAR体験を提供開始


プロモ・マーケティング 2017.12.11

スタバ×アリババ、上海の店舗でAR体験を提供開始

中国アリババ・グループと米スターバックスが提携し、シアトル一号店に続き世界で二番目にオープンした「Starbucks Reserve Roastery」上海店でコーヒーのAR体験を提供し始めました。

コーヒーのワンダーランドでAR体験

およそ2,800平方メートルにもおよぶ広々とした店内には、長さ27メートルの3台の木製コーヒーバーカウンターや、総勢1,000人以上の中国伝統建築家たちが装飾した40トンもある銅製の焙煎キャスクが配置されています。コーヒー豆、サイフォン、スターバックス製品などが並ぶ店内の様々な場所でARを体験できるように仕掛けられ、豆の栽培からコーヒー一杯が出来上がるまでのストーリーや焙煎方法などのアニメーションを楽しむことができます。

スマートフォンを店内にある巨大な焙煎キャスクにかざすと、特別に熟成させたコーヒー豆の芳醇な香りを引き出す醸造方法を、画面に映し出されるシンプルなインフォグラフィックスを通してのぞき見ることができます。ほかにもスマートフォンをサイフォンにかざせば、実際にサイフォンに注がれているコーヒー豆の種類を画面上で確認できるなど店内ではコーヒーについて多くのことを発見できるようにな仕組みになっています。

デジタルバッチを集めて撮影用特製フィルターがもらえる

店内のARを体験するごとに毎回デジタルバッジを受け取ることができます。そしてすべてのデジタルバッジを集めると「カスタマーロースターフィルター」が獲得できます。このフィルターを通して思い出の写真を撮影したりSNSへの投稿もできるようになっています。

アリババの『Taobao』アプリで位置情報機能をONにすると、スマートフォンが店内に入ったことを検知。自動的に店内のマップやデジタルメニューが画面に開きます。『ポケモンGO』でも使われた位置情報機能を利用したARコンテンツは、現在中国のショッピングビジネスで注目を集めています。

Google Play Store 『Taobao』
https://play.google.com/store/apps/developer?id=Taobao&hl;=en

(参考)
The World’s Largest Starbucks Spices Things Up With Location-Based AR / VRScout
https://vrscout.com/news/starbucks-location-based-ar/

Starbucks Newsroom(英語)
https://news.starbucks.com/press-releases/starbucks-opens-state-of-the-art-premium-reserve-roastery-in-shanghai

Starbucks Reserve公式サイト(英語)
https://www.starbucksreserve.com/

Mogura VRはVRSvoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード