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MoguraVR

2018.09.20

VRの中にたくさんのアトラクションがあるVR遊園地「オルタランド」体験レポ

2018年9月初旬、東京都北区にあるVRコンテンツ制作企業、株式会社ハシラスのオフィスは多くの来訪者で賑わっていました。この日は同社の新VRコンテンツ「オルタランド」の公開デバッグデーと銘打たれており、開発中の「オルタランド」をいち早く体験することができました。

VRコンテンツ開発のハシラス、「VR遊園地」を計画 施設型VRの課題解決目指す | Mogura VR

VRコンテンツ開発のハシラス、「VR遊園地」を計画 施設型VRの課題解決目指す | Mogura VR

MoguraVR

今回、Mogura VR編集部は「オルタランド」を体験するとともに、ハシラスのCEOでありVRプロデューサーの安藤晃弘氏に話を伺いました。

なお、オルタランドをプレイ中の様子などは全て撮影禁止となっているため、今回は文章が中心のレポートとなります。

施設型VR(ロケーションベースVR)の新たな提案

ハシラスは施設型VRの専門開発会社として、VRコンテンツとその筐体制作を数多く手がけてきました。VR乗馬レース「Hashilus」を始め、池袋サンシャイン展望台の「TOKYO弾丸フライト」、渋谷アドアーズにあるVR PARK TOKYOの「ソロモンカーペット」など。ほぼ全てのコンテンツが、専用のオリジナル筐体で体験するものです。

「オルタランド」は、ハシラスが開発中の施設型VR向けシステムです。これまではVR体験施設に行き、1つのVRアトラクションを体験するごとにVRヘッドセットを着脱するのが当たり前でしたが、「オルタランド」ではエリア内をVRヘッドセットを着用したまま動き、そのままVR内に複数用意されているアトラクションを体験していくという仕組みになっています。


(オルタランドのイメージ、上がVR内の様子、下が現実の様子)

多人数同時体験の面白さ

ハシラスがこの夏に引っ越したばかりの北区・田端の新社屋は、まるでオフィスというよりは工場のような場所。ここで「キャプテン翼VR」や「VR進撃の巨人」など数々のVRコンテンツが制作されています。2階にある広大なスペースでは「オルタランド」の開発が着々と進行中。体験エリアは12m×7mとなっていました。

まず控室で自身の名前とアバターを設定し、順番にVRデバイスを装着してVR内の「オルタランド」に入っていきます。オルタランドのプレイエリアには外からカーテンがかかっており、体験する前に中が見られなうようになっています。「見えないことで内装にコストがかからないようにしている」(CEO安藤氏)とのことで、新宿にあるVR ZONE SHINJUKUなどの「待ち時間も楽しむ」ために内装を凝っている施設とは真逆。コスト削減にも配慮しています。

筆者(男性)はせっかくなので、非日常を楽しむ気満々で女性アバターを選択、衣装もウェディングドレスに。このアバターがVRMなどの規格に対応し、自分が作ったアバターを持ち込めるようになれば理想的ですね。

さて、「オルタランド」に入る前に、ウェイティングエリアでバックパックPCを背負い、VRヘッドセット・VIVE Proを装着します。このタイプの「自由に歩き回れるVR(フリーローム型VR)」はヘッドホンを装着してマイク越しに他のプレイヤーと話すことが多いのですが、「オルタランド」ではヘッドホンは装着しません。安藤氏いわく、「マルチは生声じゃないと面白くない」とのこと。プレイヤー同士の声は生声で、VR内の音はプレイエリアの角に複数設置されたサラウンドスピーカーで発生させるという仕組みになっています。

VR内に入り、誘導されるがままに一歩前に出ると、オルタランドの広大な空間が広がり始めます。最初は映画「マトリックス」を彷彿とさせるビジュアルからスタート。徐々に色がつき、きちんとした3DCGへと移り変わる演出にはテンションが上がりました。「本当はソードアート・オンラインのログインシーンのように、VRに入っていく演出を入れたい」(CEO安藤氏)とのことで、今後さらに盛り上げる演出が追加されるようです。

筆者が体験した際は、プレイヤーが常時7,8名ほど、そしてスタッフが2名同時にVR内へ。オルタランドに入るとまずロビーに到着します。


(イメージ図より、ロビー部分)

ロビーには花火やボーリングなど、ちょっとした「遊び」が散りばめられています。このロビーで話しながら遊んでいるだけでもかなり時間が潰せそうな印象。そして、ロビーの要所要所にもアトラクションが設置されています。

例えばロビーの奥には筐体を使わないミニゲーム群が。パネルに向かって選択肢を選ぶと、エントリーが始まり、待機時間中に同じように集まったプレイヤー同士でゲームがスタートします。コンテンツは、VRが体験できるレストラン「VREX」で遊べるものが順番に遊べるようになっていました。

複数人同時プレイならではの面白さとして、エントリー中に「誰か一緒にやりませんかー!」と呼びかけることもしばしば。ロビーで暇そうにしている他のプレイヤーを誘って楽しむという体験は、他のVRコンテンツではなかなかありません。

もちろん筐体に乗って楽しむものも

もちろん、オルタランドでは筐体を使った体験もできます。ロビーの左右には傾かないセグウェイのような外見の筐体「キックウェイ」が複数台置かれており、VR内でも3Dモデルで再現されて表示されています。

プレイを選択して一歩上がって台にのると、ロビーから出発して外の世界を体験することができます。今回はテスト中とのことでキックウェイは動作していませんでしたが、前後の加速度に加えて左右旋回角速度を体感できるとのこと。VRで1ステップで簡単に乗り降りできる乗り物、といった筐体でした。

キックウェイには「歩き回る延長で乗り物に乗るとプレゼンス(実在感、VR空間にいる感覚)が高い」そして「足元が見えないと足踏みしてしまうので手軽に1ステップで乗り降りできること」、「体感提示と移動の両立」など、安藤氏がこれまで様々な筐体を提案してきた経験を活かし、複数の狙いがひとつの筐体で実現されています。このキックウェイに関しては現在特許申請中だとか。

また、大型のトロッコも置いてあり、「トロッコラン」(ジェットコースターのようなコンテンツ)やアメリカの大規模イベントであるサウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)にも展示された「ゴールドラッシュ」も体験できました。


(イメージ図より「トロッコラン」実際に複数名でトロッコに乗り込んで世界を駆け巡る)

筆者がプレイしたときは“準備中”のアトラクションもあるため、全体で30分強の体験でしたが、ロビーでブラブラしながらアトラクションを色々と体験しているだけでも、ゆうに1時間は十分に過ごせるものでした。なお、体験時はありませんでしたが、時間切れと同時にログイン時のようなデジタル空間が広がり、他プレイヤーを避けて安全に移動しながら出口に誘導される、という演出も追加されるとのこと。

同時に体験したときは初対面の人も多く最初はコミュニケーションに消極的でしたが、アバターを通して交流しているうちにぎこちなさも薄れ、見知らぬ人とも童心に帰って、一緒にはしゃげるコンテンツに仕上がっていました。

Mogura VR主催 イベント情報
10/29 VRにおける映像表現手法・ストーリーテリングを語る 公開座談会

VR体験施設の検索サイト「taiken.tv」



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この記事を書いた人

すんくぼ(久保田 瞬)

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。VRジャーナリスト。
VRが人の知覚する現実を認識を進化させ、社会を変えていく無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。VR/AR業界の情報集約、コンサルティングが専門。また、国外の主要イベントには必ず足を運んで取材を行っているほか、国内外の業界の中心に身を置きネットワーク構築を行っている。Boothにて書籍「寝転んでNetflixを観ると、 VRの未来が見える」販売中

Twitter:@tyranusii

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