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「女型」から逃げろ!「進撃の巨人」の名シーンを“超”体感できるVRアトラクションが開発中?【体験レポあり】

第57回壁外調査にて調査兵団が出会ったのは、
知性を持つ巨人「女型の巨人」だった。

多くの同胞を屠りながら迫りくる「女型」を
「巨大樹の森」へといざなうリヴァイ班。

その真の狙いとは。その運命とは。

リヴァイ班の一員となり、巨大樹の森を駆け抜けるこの作戦に、あなたは生き残れるか。

株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズは、同社の30周年記念イベント「W/(ウィズ)」(秋葉原UDXにて8月9日および10日開催)の中で、人気作品「進撃の巨人」の超体感VRアトラクション「VR進撃の巨人 THE HUMAN RACE 逃走戦線(仮)」のプロトタイプを展示しました。開発はVRアトラクションの開発で知られる株式会社ハシラスが担当しています。

このVRアトラクションは、原作でも非常に印象的な「女型の巨人捕獲作戦」のシーンをVR化したもの。プレイヤーは調査兵団・リヴァイ班の一員となり、巨人から逃げつつ、それを捕らえるための罠へと誘導していきます。

「自由の翼」のマントを羽織り、雰囲気はバッチリ

このVRコンテンツは、馬の背に乗っている感覚を再現する専用筐体にまたがって体験する、体感型アトラクションです。

使用する筐体は、ハシラスの社名の由来でもあるVR乗馬アトラクション「Hashilus(ハシラス)」で開発した体感マシンをさらに改造したもの。ロデオマシンのような鞍は馬の動きに合わせて動くほか、コントローラーの操作に合わせて、馬がジャンプするような感覚も再現しています。

筐体にまたがる前には、「進撃の巨人」の調査兵団のシンボル「自由の翼」が描かれたマントを羽織ります。実はこのマント、原作設定を再現しているだけではありません。VR体験中にバランスを崩さないように上部からロープでつながれており、転倒防止用の補助具としても機能しています。

まず鞍にまたがり、鐙(あぶみ)に足を通したらVRヘッドセットを装着します。使用するVRヘッドセットは2018年4月発売のVive Pro。トラッキング用の装置も最新のものを使用しています。

続けて、手にはコントローラーを持ちます。馬を駆るための鞭として使うほか、トリガーボタンを押して障害物を避けるジャンプ動作が可能です。

調査兵団の面々と木々を駆け抜ける

チュートリアルでの操作説明の後に、いよいよVRでの体験となります。馬に騎乗し、調査兵団の仲間たちと森を駆けているシーンからスタート。

プレイヤーは調査兵団のいちメンバーとして設定されているため、リーダーであるリヴァイ兵長や主人公のエレンが並走して話しかけてくる(!!)ということで、気分はさながら調査兵団リヴァイ班の一員。「進撃」ファンにとってはたまらない体験です。

標的である女型の巨人は前後左右、あらゆる方向から迫ってきます。手綱をとって馬を走らせ、エルヴィン団長を始めとする調査兵団が待ち受ける罠にこの「女型」を誘導するのが役割となります。

なお、このVR体験では、プレイヤーが必ず逃げ切れるという保証はありません。きちんと馬を走らせなければ、巨人に捕まえられてしまうでしょう。女形の巨人の攻撃をジャンプして飛び越え、倒木をくぐり抜けながら逃げていくと、最後には……。

https://www.youtube.com/watch?v=gqcSkKzAL-0

(体験中の様子。モニターに映されているのは外から観るための映像で、VR体験中の人が直接見ている視点ではないことに注意)

体験自体は3分ほどですが、VRに慣れている筆者でも「後ろから迫ってくる巨人を、思わず何度も振り返って確認してしまった」ほどに没入できる体験でした。巨人に捕まった場合の演出も気になるところですが、逃げ切ることに必死でそれどころではありません。

これまでにも「進撃の巨人」は一度VR体験化がなされています。2014年に展開され、VR用動画としての販売も行われている「【VR】進撃の巨人VR 360度体感シアター‘哮’」では、トロスト区奪還作戦のシーンを調査兵団の一員となって体験できます。

そして今回の「VR進撃の巨人 THE HUMAN RACE 逃走戦線(仮)」では、

・自分で馬を駆って巨人から逃げる、といったインタラクティブ要素
・他プレイヤーの様子も分かる、マルチプレイ要素

が加わり、体験としてのクオリティが非常に高く仕上がっています。

今後さらに進化して展開も?

今回のデモはプロトタイプ。株式会社ハシラスの代表取締役・安藤晃弘氏によれば、「身をかがませて木をくぐり抜ける箇所の実装など、今後さらに開発を進めていく」とのこと。すでに完成度の高いコンテンツではありますが、プレイヤーからのフィードバックも参考にしながら、さらに質を高めていくようです。

まだ開発中のため本格展開は「未定」とのことですが、すでにロゴなども決まっているとのこと。隣では同じくソニー・ミュージックコミュニケーションズとハシラスが開発を手がける「キャプテン翼VR」の完成度をさらに高めた最新版も展示されており、こちらも本格展開が行われるものと思われます。

世界的に知られている作品のIPを活用したVR体験としては、バンダイナムコによる「VR ZONE」や米国の「The VOID」などが知られています。ソニーミュージックコミュニケーションズ×ハシラスの展開にも、引き続き注目したいところです。



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