バンダイナムコエンターテインメントは第3回ガンダムカンファレンスにて、「ガンダムメタバースプロジェクト」を発表しました。
ガンダムメタバースプロジェクトは、バンダイナムコグループのIPごとに展開するメタバースの第一弾です。ガンダムの世界観になぞらえ、カテゴリーごとのスペースコロニーを打ち上げ、それらをつなぐことで一つのガンダムメタバース宙域「SIDE-G」を創り上げるといったものとなっています。
SIDE-Gではカテゴリー都市として、さまざまなコミュニティーを展開。まずは「ガンプラコロニー」を最初に打ち上げ、次に「esports コロニー」を打ち上げます。
ガンプラをスキャンして戦うバトルイベント開催
ガンプラコロニーでは、ヴァーチャルガンプラエンターテインメント総合空間「ガンダムベースヴァーチャルワールド」や「ガンダムベースガンプラコロニー店」の正式サービスインを目指し、今秋に期間限定テストオープン予定。
バンダイナムコIDによるマイルーム機能を実装し、ガンプラの作品を通したコミュニティーを形成するとのこと。さらに、ガンプラをスキャンして戦うことができる「ガンプラバトル」や「ガンプラコンテスト」の開催、ガンプラオンライン講座などを充実させていくそうです。
esports コロニー
esports コロニーは、2023年の完成を予定。esportsコロニーの皮切りタイトルとして、esportsに特化したガンダム初のFPSゲーム「GUNDAM EVOLUTION」が2022年に正式稼働されます。「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」と合わせ、日本国内だけでなく海外にも広く展開し、世界中のお客さまが参加できるゲームコミュニティーにしていくそうです。
ガンダムにおける他企業の参入も
近い将来には、バンダイナムコグループ以外の企業によるガンダムビジネスへの参入促進や、一般ユーザーによるガンダムを活用したビジネス可能な場の提供を目指し、ガンダムにおけるUGC(User Generated Content)を許諾し、ビジネスを推進する予定とのことです。
バンダイナムコグループは世界中のガンダムファンが集う大規模な生活圏の構築を目指し、2026年以降もさらなる規模へと成長させるべく、「ガンダムメタバースプロジェクト」をバンダイナムコグループの柱として据え、各コロニーの展開を促進していくと明かしました。
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(参考)プレスリリース、第3回ガンダムカンファレンス