VRでハイクオリティな3Dモデルを制作できるアプリ「Gravity Sketch」が個人向けに無料となりました。すでにOculus StoreやSteamなどのプラットフォームでは無料になっています。
「Gravity Sketch」は2017年にSteamでアーリーアクセス版がリリース。現在はOculus Store(Rift/Quest)でも配信されています。同アプリは、プロ向けに開発されたデザイン・モデリングツールと位置付けられており、「Tilt Brush」や「Medium」といった他のVR向け3Dモデリングツールにはない機能を駆使して、細部まで作り込んだ3Dモデルを制作できるのが特長です。
価格は約3,000円程度だったものがこの度無料になります。今回無償化の対象となったのは、個人ユーザー版の「Gravity Sketch」のみ。法人向けバージョンは、有料での販売が継続されます。
関係者のコメント
Gravity Sketchの共同創業者でCEOのOluwaseyi Sosanya氏は、無償化についてブログで以下のようにコメントしています。
無料の製品(Gravity Sketch)を提供することは、より多様なユーザーのグループを迎えることを意味します。アーリーアダプターの皆様は、開発とR&Dをサポートしてくれました。彼らは、我々がこれまで作り上げたものに貢献してくれました。彼らの多くが「Gravity Sketch」を業務に使用した結果、法人との契約に繋がり、チームとプラットフォームを支え、成長させるための収益を得ることができたのです。
(参考)Road to VR
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