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業界動向 2023.06.23

Gatebox、ChatGPTと連携した「AIバイト」法人向けに提供

Gatebox」や法人向けのAIキャラクター開発を行うGatebox株式会社は、ChatGPTと連携した接客AI派遣サービス「AIバイト」の法人向け申し込み受付を開始しました。6月28日から開催されるコンテンツビジネス総合展「コンテンツ東京2023」にて、「AIバイト」と会話できるデモを実施します。

AIバイトの仕組み

「AIバイト」は、ChatGPTと連携したAIキャラクターが接客業務を担当するサービスです。店舗や展示会場での接客・商品説明などをAIバイトが担当し、未来の接客体験を提供します。

同社によると「多くの企業からAIキャラクター活用の要望があったものの、従来のAIでは会話内容の学習に多くの工数が必要だったため、柔軟に対応できない場面があった」とのこと。今回のChatGPT導入により、商品の紹介文を学習させるだけで、AIキャラクターが自動的に商品を紹介することが可能になりました。AIキャラクターによる感情豊かな声と仕草による商品紹介で、エンゲージメントと売り上げの強化が期待されます。

AIバイト導入手順

AIバイトの導入は申し込み時に商品の説明文やトーク内容を3行程度入力するのみで、GateboxがAIへのデータ入力とデバイスの送付を行います。

デバイスは現在、Gateboxが開発・提供している「Gatebox量産モデル」が採用されており、その他市販ディスプレイなどにも順次対応予定とのこと。

さらに、AIキャラクターならではのオプションとして、人の接近を感知して呼び込みを行う「呼び込み機能」、店舗や商品のロゴを制服に貼り付ける「制服カスタマイズ」、リピートを促す「LINE連携」などが用意されています。

同社は本年3月よりChatGPTに対応したAIキャラクターの研究開発を開始し、3月11日から行われた新型AIキャラクターの開発に対するクラウドファンディングでは、目標の10倍を超える5096万円の支援額を達成。今後は、ChatGPTなどの最新のAIを活用したAIキャラクターの開発を行っていくとのことです。

(参考)プレスリリース


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