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話題 2023.08.25

「フォートナイト」で、新宿の街並みをAIと衛星データで再現 実際に行ってみたらスゴかった!

バトルロイヤルTPS「フォートナイト」では、大人数での対戦が注目されがちですが、実は国内外で、クリエイティブ系のコミュニティが精力的に活動しており、有名観光スポットを再現したマップや、皆でまったり過ごせるマップなどが数多くあります。

本記事では、「フォートナイト」のクリエイティブモードで制作されたマップの魅力を実際に観光しながら紹介。今回は、新宿周辺を“衛星データ”とAIを使って再現した「TOKYO SHINJUKU MAP – バーチャル新宿マップ」を紹介します。

新宿の街を観光ドライブ!

「バーチャル新宿マップ」を作成したのは、起業家・発明家の佐藤航陽さん。衛星データから仮想世界を生成するAI(特許保有)の開発などを手掛けている人物で、先日には「フォートナイト」でのマップ制作に特化したゲーム開発スタジオSpaceGameを設立しました。

同マップの制作には、「Unreal Engine 5」の機能を活用して制作できるエディター「Unreal Editor for Fortnite (UEFN)」も使用されています。カスタムアセットのインポートやモデリング、マテリアル、VFX機能などを有しているのが特徴です。

「バーチャル新宿マップ」は、衛星データからAIに生成させたモデルで構築されており、ユーザーは、都庁周辺の探索を楽しめます。対戦や建築にも対応していて、マップ観光以外の用途でも使用できます。

フィールドの各地には車両が設置されており、これに乗って新宿ドライブを楽しめます。タクシーやスーパーカー、カスタムカー、バイクなど様々タイプがあるので、気分や撮影したい写真にマッチする乗り物を選べます。


(自分的にお気に入りのカスタムカー。気分はちょっとTOKYO DRIFT?)

衛星データとAIを使って作られたマップの再現度は、抜群の一言。各交差点には信号もしっかり配置されており、思わず交通ルールを守りたくなってしまうほど。

個人的なおすすめスポットは、やはり都庁の正面です。フォトジェニックな場所なので、見上げる感じで写真を撮るだけで、バッチリと決まります。実際の都庁周辺とは異なり人がいない(&車を好きな場所に停めれる)ので、凝ったアングルを狙えるのも嬉しい限りです。

「バーチャル新宿マップ」は、新宿の街を見事に再現したマップです。「フォートナイト」では、多くの人が渋谷や秋葉原といった日本の街を再現していますが、本マップの場合、実際の衛星データを使用したことで、非常に現実感のある仕上がりを実現しています。

将来的には、大阪や福岡、名古屋といった、その他の大都市マップも見てみたいところです。

島コード【2559-7059-6968】


(探索できるエリアの大まかな範囲(出展:Google Map))

ワールドへの行き方は?

「フォートナイト」でクリエイティブワールドを遊ぶには、まずロビー画面の右下に出る「変更」をクリックします。そこから「島のコード」に、遊びたいワールドのコード番号を入力しましょう。

特に“行き先”を決めていない場合「ディスカバリー」欄から、人気マップを探すことも可能です(対戦用のマップが混ざることもあるので、ご注意を)。



(入力欄に島のコードを入力)


(右下に選択したワールドが表示される)

マップを選んだ後は、「プレイ!」でワールドにアクセスできます。ゲームの状態は「パブリック」と「プライベート」を選択可能。前者は一般プレイヤーも入れるので、観光では「プライベート」設定がおすすめです。


(「ディスカバリー」ではマップがこのように表示)

これをきっかけに「フォートナイト」でさまざまなマップを観光してみませんか?

「フォートナイト」の公式サイトはこちら。
https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
© 2023, Epic Games, Inc.

(執筆:井文)


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