12月12日、フェイスブックは自社のブログ上で360度動画をライブ配信するサービス「Live 360」を発表しました。
現在、フェイスブックのライブビデオストリーミングにより、人々が何をしているのかを瞬時に分かるようになっています。また、360度動画は撮影されたシーンにより没入して見ることができます。今回発表するLive 360はこれらの特徴を合わせ持つことで、ユーザーが新しい経験を得ることができます。
このサービスは、12月14日5時(日本時間)よりLive 360をナショナル ジオグラフィック提供による、アメリカユタ州にある実験施設「Mars Desert Research Station」のライブ映像と共に開始します。このライブ放送は世界中の人々が見ることができ、詳細は次項の通りです。
Live 360ビデオは今後数カ月の内にLive APIとしてより多くのページで使えるようになり、2017年にはすべてのページやプロファイルでLive 360が使えるようになる予定です。
ナショナル ジオグラフィック提供のLive 360ビデオ詳細
現在、80日以上もの間、世界中から集まった7人の宇宙飛行士が、火星での居住をシミュレートしたポッドで人類から隔離された状態で生活しています。
ナショナル ジオグラフィックはLive 360で宇宙飛行士たちがポッドから出てくる瞬間をライブ放送します。合わせて、ポッドの居住区域の紹介、宇宙服を着る様子、探査車で宇宙飛行士が火星の表面を移動している様子など舞台裏も合わせて放送します。
このLive 360の最初のライブ放送はQ&A;セッションも用意され、科学者や専門家、ライターや思想家が参加し、フェイスブックの視聴者からも質問を受け付ける予定としています。
(参考)
Introducing Live 360 – (英語)