ジュネーブ大学の研究員Ludmila Bredikhinaさん執筆の論文が、現在注目を集めています。タイトルは「Designing identity in VTuber Era」で、日本のVTuberをテーマに扱った内容です。
この論文は、4月22日から開幕予定のVR関連カンファレンス「ConVRgence (VRIC)」に向けて先行公開されたもの。前提としてVTuberと単純なアバターを(配信活動の有無などで)区別し、そこから英語圏、フランス、日本のVtuberたちが、どのように“自分自身(アイデンティティ)”を作り上げていったのかを調査。各国のVtuberが回答したアンケートを元に結果を論じる形で構成されています。
ジュネーブの大学院で人類学を学んでいます。VTuberを研究してい、Google Formでの調査に協力していただけません? https://t.co/IGZDr3yIy0#VRoid #VirtualCast #VTuber #バ美肉 pic.twitter.com/puokyebwCO
— Mila (@BredikhinaL) April 4, 2020
論文自体はこちらから確認可能です(要PDFファイルをダウンロード)。文章は英語で執筆されています。また、Ludmila BredikhinaさんはV美少女ねむさんの配信にゲスト出演し、自身の研究について紹介しています。
先日VR研究者 Milaちゃんが紹介してくれた論文「Designing identity in VTuber Era」(VTuber時代の自己認識デザイン, 3ページ)がついに完成! 私も日本のVTuber代表としてレビューさせて頂きました。 VTuberファンは楽しく英語の勉強になるのでpdfダウンロードしてみてね → https://t.co/q3PExNCjIL pic.twitter.com/BbbyWrlZ2Z
— V美少女ねむ⚡人類美少女計画 (@nemchan_nel) April 16, 2020