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話題 2022.08.20

Valve社オフィスの外に落ちていた虫の死骸が「SteamVR」のホームに追加【苦手な人は閲覧注意】

ValveのVRプラットフォーム「SteamVR」が、バージョン1.23にアップデートされました。新たなホーム環境として「(文字通りの)巨大な虫」が追加されています。

(※:本記事には、巨大な虫の画像が含まれます。苦手な方はご注意ください。

追加されたホーム環境の正式名は「CT Scans」です。Valveオフィスの外に落ちていた虫の死骸をCTスキャンして3Dモデルの作成を行ったとのこと。Steamワークショップでサブスクライブすれば入手できます。スキャンは以下のような手順で行われたそうです。

CTスキャンは、異なる角度から被写体にX線を投射し、取り込まれたデータをコンピューターで処理し、各点での密度を表す3Dボクセルグリッドを生成します。 これらのスキャンは、非常に高解像度のスキャンが可能な産業用CTスキャナーを使用して生成されました。数ギガバイトのボクセル データは、GPUでリアルタイムにレンダリングできるように単純な3Dモデルに変換されます。

今回の更新では、その他に以下のような改善も導入されました。

・空間内フローティングの機能を明確にするためにアイコンを更新。
・Webフォント読み込み時のクラッシュを追加修正。
・ウィンドウビューに関連するいくつかのクラッシュを修正。
・Lighthouseドライバーのシャットダウンに関連するクラッシュを修正。
・コントローラバインドメニューのタイトルとアイコンを修正。
・VRサーバーのシャットダウン時のクラッシュを修正。
・コントローラ情報を要求するとWebサーバーがクラッシュする問題を修正。
・いくつかのWebサーバーで発生していたハング/クラッシュを修正。

Meta社VRヘッドセット(Quest)については、コントローラ位置のジッター(タイミングの揺らぎ)を低減。Meta Quest 2のグリップトリガーのアニメーションも改善されています。

「OpenXR」関連の更新情報を含む、バージョン1.23のパッチノート全文はこちら
https://store.steampowered.com/news/app/250820/view/3387289425146917362

(参考)SteamRoad to VR

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