ロサンゼルスに拠点を置くAR開発企業DAQRIは、同社の最新型スマートグラスである『DAQRI Smart Glasses』の出荷を開始しました。
スマートグラスは現場業務での活用が期待されており、生産性の向上や効率改善などのメリットがもたらされます。先日グーグルグラスがビジネス向けモデルとしてリニューアルしましたが、現在複数の企業が現場作業でのスマートグラスの活用を進めています。
『DAQRI Smart Glasses』はエンタープライズ分野での使用を想定したデバイスで、生産現場や野外での活動、メンテナンスや修理、建築など幅広い分野での使用に対応しています。
https://www.youtube.com/watch?v=d3M0P2td8k0
DAQRI Smart Glassesのスペック
『DAQRI Smart Glasses』のスペックは以下の通りです。
OS |
Visual Operating System(VOS) |
重さ |
約317グラム |
視野角 |
44度 |
プロセッサー |
Intel Core m7 3.1GHz |
フレームレート |
90fps |
ディスプレイ解像度 |
1,360 x 768 |
接続 |
Bluetooth、Wi-Fi |
センサー |
トラッキングセンサー、深度センサー |
カメラ |
HD画質での画像、動画撮影に対応 |
複数の企業と提携
DAQRIは複数のパートナー企業と提携して同デバイスの開発を進めており、Dell、オラクル、IBM、Autodesk、シーメンス、Emersonなどとの共同でエンタープライズ用のソフトウェアを開発しています。また、デバイスの開発、生産にはソリューション開発企業のFlexが参加しています。
『DAQRI Smart Glasses』は同社の公式サイトから購入が可能で、価格は4,995ドル(約57万円)です。
また同社は、様々なデータをAR表示可能なバイザー型ディスプレイを搭載したヘルメット『DAQRI Smart Helmet』の開発も行なっています。
(参考)
UploadVR / Daqri Ships Augmented Reality Smart Glasses For Professionals(英語)
https://uploadvr.com/daqri-ships-augmented-reality-smart-glasses-professionals/