Home » メタバースプラットフォームcluster、教育機関での利用を無償化。ガイドも無料公開


メタバース最新動向 2023.07.25

メタバースプラットフォームcluster、教育機関での利用を無償化。ガイドも無料公開

クラスター株式会社は、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」において、教育機関における利用の無償化を発表しました。合わせて、教育者向けのcluster利用ガイドや教材も無料公開する方針です。クラスターは、本取り組みをICT教育の促進とデジタル人材の育成への第一歩と位置付けています。

授業や部活であれば事前相談なしでOK

教育機関における「cluster」の無償利用は、幼稚園や小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校を対象としています。条件を満たした学校は、事前にクラスターに相談することなくサービスが利用可能です。

ただし、無償で利用できるのは、授業や部活などの学内の学生が主体である活動に限られます。専修学校や学習塾などでの利用、教職員の会議などの「学生主体の活動範囲」に収まらない利用、学校外からの大規模な参加者を対象としたイベント、金銭的に関与する第三者がいる場合、通常の利用条件を超える特別な利用を希望する場合は、無償利用の対象外です。

教育機関向けのガイドラインはこちらのページから確認できます。

授業で使えるガイドも無料公開

クラスターは教育機関向けの公式ページにて、教育者向けのガイド「Cluster Educators Guide」の無料ダウンロードを開始しました。授業や講義で利用できるスライド形式のガイドで、「メタバースとは?」といった基礎的な情報から、「cluster」の操作方法、発展的な使い方まで網羅的に解説。「学ぶ」と「創る」の両面から、メタバースの教育活用・利用に向けた知識を学べます。

「Cluster Educators Guide」は、こちらのページから無料ダウンロードの申込みができます。

広がる「cluster」の教育活用

過去にはデジタル教育施設「REDEE」において、clusterを活用した創作活動のワークショップが開催。参加した小学生がcluster主催のワールド制作コンテストで受賞しています。また、十文字中学高等学校の生徒たちは自ら会社見学を企画するなど、clusterの活用を積極的に進めています。

(参考)プレスリリースclusternote


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード