12月16日(金)から公開されている、ジェームス・キャメロン監督の新作SF映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」。本作の制作過程で、VRで使用する3Dモデリングツール「Gravity Sketch」が使用されていたことが明らかになりました。
「Gravity Sketch」は、プロ向けに開発されたデザイン・モデリングツール。他のVR向け3Dモデリングツールにはない機能を駆使して、細部まで作り込んだ3Dモデルを制作できるのが特長です。Steam版のほか、Meta Quest版などが配信されており、一般ユーザーは無料でダウンロード可能です。
映画では「Gravity Sketch」を環境やセットのデザイン構築に使用したとのこと。アーティストのJohn J. Park氏が、ツールを使ってプラットフォームをデザイン。その後Nick Gindrauxさんと、Lightstorm Entertainmentのコンセプトアーティスト、 Jonathan Bach氏が、テクスチャーを作成したとのこと。
なお、「Gravity Sketch」は、映画以外にVRゲームの制作にも使用されています。3月には「Walkabout Mini Golf」の開発元Mighty Coconutが、同作のコースデザインに「Gravity Sketch」を使用したことが明らかになっています。
Quest版「Gravity Sketch」のストアページはこちら
https://www.oculus.com/experiences/quest/1587090851394426/?locale=ja_JP
(参考)UploadVR
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