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【PSVRレビュー】VRゾンビシューティングでも最高の仕上がり『Arizona Sunshine』

HTC ViveやOculus Rift向けにリリースされ爆発的なヒット作品となったVRゲーム『Arizona Sunshine』が、3月22日にPlayStation VR(PSVR・プレイステーションVR)で発売されました。

本作はゾンビに支配された世界を生き延びていくサバイバルシューティングゲーム。VRモーションコントローラーでの発射やリロードなど、現実的な動作を備えた25種類以上の武器が使用できます。数百タイトル近くリリースされているVRゾンビゲームの中でも、頂点に君臨する程の作品として知られています。

今回はPSVR向け日本語版の発売を機に、本作の魅力を改めて紹介するほか、PSVRシューティングコントローラーを使った場合のプレイ感や、既に発売されているPC版との差異をレビューします。

本格派VRゾンビシューティング

本作はストーリーに沿って進めていく「キャンペーンモード」のほかにも、ゾンビをひたすら倒していく「ホードモード」も。ホードモードでは最大4人の協力プレイも可能になっています。

プレイヤーはうだるような暑さの砂漠、危険な深い渓流、薄暗い坑道など、様々なステージを探索します。グラフィックは綺麗で、風景に見とれてしまうほど。

中には真っ暗なステージも存在します。明るい場所でもゾンビには恐怖を感じますが、暗闇で出会った場合はその恐怖は数倍。特に狭く真っ暗な坑道は、前に進めなくなるほどの恐怖感があります。

ゾンビのグラフィックも非常によく作りこまれており、近づいてくると思わず吐き気を催すほど。一般的なゾンビは動きが遅く良い的ですが、中には激しく動き回るゾンビも存在するため、様々な対処法を考えなければいけません。

本作は非常に人気の高い作品ですが、難易度の高さが目立つ作品でもあります。リアル寄りのVRシューティングゲームならではの命中させにくさ、そして弾薬の手に入りにくさが難易度の高さの要因となっています。弾薬やアイテムは自分で調達しなければならず、数も限られてるので節約しなければ生き残る事は出来ません。難易度設定もありますが、慣れていないとEasyモードでもたびたびゲームオーバーになっててしまいます。

ゾンビが大量発生する「ラッシュ」もあるため、VRシューティングに慣れている人でもクリアは難しめ。後半のステージでは協力プレイでなければ進めないほど。

気になるPSVR版のプレイ感は?

難易度の高い本作ですが、PSVR版は銃に照準器が付いているなど、PC版と比較して難易度はやさしくなっている印象です。日本向けに一部のグロテスクな表現も規制されているように感じました。グラフィック自体はPC版と遜色ないほどになっており、すでにプレイしているプレイヤーでもそのままの気持ちで楽しめます。

そして一番の目玉とも言える変更点は、字幕はおろか各シーンがフルボイスで日本語対応であることです。海外製のVRゲームでここまで日本語対応に力を入れている作品はなかなかありません。その点で本作はかなり貴重な作品です。



PSVRシューティングコントローラーでは両手持ちの専用武器を使うことができます。どれも通常の方手持ち武器よりも強力な性能で、PSVRシューティングコントローラーの狙いやすさも相まってゲームの難易度が下がっていると感じるほど。

PlayStation Move モーションコントローラー(PS Move)を使う場合は、片手だけでは震えてしまうのでもう片方の手を添えて支えるのがオススメです。両手で銃を乱射するよりも、片手でしっかりと狙った方がうまく倒せます。

なおPS Moveを使ったときにはボタン配置が分かりにくく、操作ミスが多く発生しゲームオーバーになる事もありました。HTC ViveのハンドコントローラーやOculus Touchの操作になれているプレイヤーには、操作感の悪さはストレスになるかもしれません。

PSVR シューティングコントローラーのボタン配置はPS Moveに比べて直感的に操作できるようになっているため、移動やリロードもスムーズに行えるのはうれしい点です。こちらの操作は非常に分かりやすく、PC版に慣れ親しんだプレイヤーでもストレスなくプレイできるほどの操作感でした。ただし引き出しやドアを開ける操作がやりにくいことだけは気になりました。

一方で、PS Moveやシューティングコントローラーのトラッキング精度は少々気になりました。本作は様々な方向からゾンビが襲ってくるシチュエーションがあるため、体を回転させて敵を狙う機会が多くなります。しかし横や後ろにコントローラーを向けてしまうと、カメラの範囲からコントローラーが外れてしまうため、まともに狙えなくなってしまいます。特にPC版に慣れているプレイヤーは体を回転させて狙うのが普通なので、戸惑う事が多くなりそうです。

数あるVRゾンビゲームの中でも屈指の完成度を誇る本作。グラフィックや銃の扱い、サバイバルシステム、どれをとってもVRゾンビゲームでもトップクラスだといえます。日本語フルボイス対応など、海外製のVRゲームといえどもかなり取り組みやすい対応がされています。

『Farpoint』とセットでシューティングコントローラーを購入したはいいものの、そのまま眠らせていた人にもオススメの作品です。

(参考)
Arizona Sunshine (PlayStation Store)
Arizona Sunshine(日本語公式ページ)

この記事を書いた人

やましん

VRで大好きな初音ミクと出会うことを夢見ています。

Twitter:@yamashin0429

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