9月にAppleのデバイスに提供された「iOS 17」。その新機能のひとつとして、自分の声に近い音声を再現する「パーソナルボイス」が実装されました。
(Apple 公式サイトより)
パーソナルボイスは、発話能力を失うリスクのあるユーザー向けに、「自分が話しているような声」を作れる方法として開発されました。ユーザーは家族や友人とのコミュニケーションに使え、FaceTime通話や音声通話、コミュニケーション支援アプリ、対面での会話の際に、文字を入力してパーソナルボイスで話せます。
ボイス作成には、ランダムに選ばれた一連の語句を読み上げ、音声を15分間録音することが必要です。なおパーソナルボイスは、プライバシーとセキュリティを考慮して設計されており、暗号化してデバイスに保存されるため、作成した本人だけが認証して利用できます。
音声の作成方法はこちら。
■iPhone または iPad の場合
1.設定アプリを開き、「アクセシビリティ」をタップし、「パーソナルボイス」をタップ。
2.「パーソナルボイスを作成」をタップ。
3.画面の案内に従って、自分の声を録音。※録音セッションを一時停止するには、「完了」をタップするか、設定アプリを閉じる。どこまで録音したか記録されるとのこと。録音セッションを再開するには、以下の手順を実行。
1.「設定」>「アクセシビリティ」>「パーソナルボイス」の順に選択。
2.作成を続けたいパーソナルボイスをタップ。
3.「録音を続ける」をタップし、画面の案内に従う。■Mac の場合
1.Apple メニュー >「システム設定」の順に選択し、サイドバーで「アクセシビリティ」をクリックしてから、「パーソナルボイス」をクリック。
2.「パーソナルボイスを作成」をクリック。
3.画面の案内に従って、自分の声を録音。※録音セッションを一時停止するには、「完了」をクリック。どこまで録音したか記録されるとのこと。録音セッションを再開するには、以下の手順を実行します。
1.Apple メニュー >「システム設定」の順に選択し、サイドバーで「アクセシビリティ」をクリックしてから、「パーソナルボイス」をクリック。
2.作成を続けたいパーソナルボイスの横にある「詳細情報を表示」ボタンをクリック。
3.「録音を続ける」をクリックし、画面の案内に従う。
(参考)公式サイト