Home » AMDのCEO「チップ不足は2022年後半には緩和される」とコメント


業界動向 2021.10.11

AMDのCEO「チップ不足は2022年後半には緩和される」とコメント

半導体大手AMDのCEOであるLisa Su氏は、2022年後半には世界的なチップ不足が解消されるだろうと述べました。また、上半期までは「タイトになる可能性が高い」と警告もしています。

PCやスマートフォンだけでなく、チップセットを内蔵する一体型VRヘッドセットにも影響のあるチップ不足。パンデミックによって生じた深刻なサプライチェーンのボトルネックを受けて、チップメーカーはまだ需要に追いついていません。

しかし、昨年計画された製造工場は今後数ヶ月のうちにチップの生産を開始する可能性が高く、マイクロチップの不足を解消するのに役立つだろうとSu氏は述べています。

Su氏はカリフォルニア州ビバリーヒルズで開催されたCode Conferenceで、「新しい工場の建設には、18〜24ヵ月、場合によってはそれ以上の時間がかかることもあります」と述べています。「我々は常に需要が供給を上回ったり、逆に下回ったりするサイクルを繰り返してきました」とした上で、「今回は違います」と強調しました。製造能力の向上に伴って改善は徐々に進んでいくだろうと、今後の見通しを語っています。

(参考)CNBC


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード