5月25日よりオープンアクセスβをリリースしたソーシャルVR「ambr」が、現状と今後の方針について発表。実験的な形で再出発し、パートナーシップによるプロジェクトを推進していくことを明らかにしました。
ambrは「日本発/初のソーシャルVR」として開発をスタートしたサービスで、ユーザーはアバターの姿で他のユーザーと交流や協力してゲームを楽しむことができました。また、VRoid Hubと連携して、オリジナルアバターのアップロードもできます。
仮想世界ambrの現状と今後の方針について
この約4ヶ月間、アップデート頻度や運営の点で皆様のご期待に添えない状況となってしまったことをお詫び申し上げます。
今後はVRSNSとしてのより実験的な再出発と、パートナーシップによるプロジェクトを推進していく予定です。https://t.co/UpnuBKQlYL
— ambr (@ambr_community) October 9, 2020
今回ambrは公式noteにて、開発体制及び開発資金の課題があり、大きな事業計画の変更と組織の再編成が必要となったことを報告。継続的なアップデートや十分な運営が難しい状況のため、実験的な形で再出発するとのこと。今後は社内及び一部のユーザーとの限定的なテストを中心とし、運営方法も変更されます。
また、新型コロナウイルスの影響などにより、多くの方々から「ambrのシステムやノウハウ、技術を使ってこういうことができないか」という相談を持ちかけられたそうです。今後パートナーシップによるプロジェクトを進めつつ、ambrの基盤システム及び開発体制の強化を行っていくとしています。
それに合わせて、HOMEのアップデート及びHOME以外のルームへのアクセスを一旦停止。Oculus Goの対応を終了し、新たにPCVRに対応することとなります。その他、アプリ配信先をambr公式WEBサイトへ変更、全ルームでのVRoid Hubアバター使用可能、24時間アクセス可能、Discordコミュニティの終了が発表されました。
(参考)ambr 公式note