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VRゲーム・アプリ 2022.10.17

Meta Quest版「Adobe Acrobat」が配信開始 VR内からPDF管理が可能に 日本語にも対応

10月12日(水)PDFファイル管理ソフト「Adobe Acrobat」のMeta Quest版がリリースされました。10月26日(水)に発売が予定されているMeta Quest Proのほか、初代QuestとQuest 2で利用可能。ダウンロードは無料で行えます。

「Adobe Acrobat」は、PDFの閲覧、注釈の追加、印刷、署名が行えるソフト、コメントの記入・収集も可能で、クラウドストレージも提供されています。基本無料で利用できますが、有料サブスクリプションに登録することで、使える機能やストレージ容量が増加する仕組みです。

Quest版の動作はPC版に準じており、アプリをダウンロードして起動すると、ブラウザ版の「Adobe Acrobat」が表示され、ログインが求められます。著者がサブスクリプション登録している名義でログインすると、そのまま自動的に「Adobe Acrobat」が使用可能になりました。アクセス直後は英語表記でしたが、設定から日本語に変更できました。

今回のタイミングで「Adobe Acrobat」が(大きな予告もなく)配信開始された理由は不明ですが、Meta社はQuest Proを業務用ヘッドセットと位置付けており、商品ページには「Adobe Acrobat」が利用できる旨も記載しています。同ヘッドセットのリリースと同時に、オフィス系のソフトを利用可能にしたいという思惑があるのかもしれません。

なお、Adobeは2022年3月に、Adobe Creative CloudとAdobe Experience Cloudの機能を統合することで企業のメタバース活用を支援すると発表。3Dや没入的な体験ができるコンテンツの制作を支援する方針を明かしています。

Quest版「Adobe Acrobat」のダウンロードはこちら
https://www.oculus.com/experiences/quest/5359556844129438

(参考)Oculus


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