Googleの検索ページを開くと、「Google」のロゴデザインが、祝日や記念日などに合わせて変更されることがあります。この「Google Doodle（グーグル・ドゥードゥル）」に、初めて360度コンテンツが採用されました。
フランスの映画監督を称えるコンテンツ
これまでGoogle Doodleには、オリジナルのイラストやアニメーション、ミニゲームなどが使われてきました。今回Google Spotlight Stories、Google Arts & Culture、シネマテーク・フランセーズの協力によって制作された初のGoogle Doodle向け360度動画「Back To The Moon」は、可愛らしいVRショートムービーです。5月3日に、フランスの天才奇術師にして映画監督であるジョルジュ・メリエスを称えるものとして公開されました。
メリエスは映画のパイオニアであり、現代の映画制作の基礎となる技術や撮影方法を確立しました。また当時は珍しかった特殊効果を使い、SFのジャンルの草分けともなりました。
5月3日は、彼の代表作の 1 つ「À la conquête du pôle（The Conquest of the Pole/極地征服、1912年）」の公開日です。
およそ2分間の魅力的なムービーの中には、数多くのメリエスの作品へのオマージュが顔を出します。「Back to the Moon」を手掛けたグーグルの制作者は、「私たちはいつも新しいアイディアを探しています。今回の作品は、Doodleで初めてのVRコンテンツです」と話しています。
現在もアプリやYouTubeで公開中
Google Doodleでの公開は終了していますが、アプリ「Google Spotlight Stories（iOS/Android）」や、YouTube、SteamVRで視聴が可能です。またジョルジュ・メリエスやコンテンツに出てくる作品については、Google Arts & Cultureで知ることができます。
（参考）VRScout
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