将来、現実で見られなくなる?動物園で絶滅危惧種のVR映像を展示

ドバイの水族館と水中動物園でHTC Vive向けのVR海底体験『theBlu』がフィーチャーされ、絶滅危惧種の野生での姿が見られるアトラクション「VR ZOO」が実施されています。

VRを通して野生の絶滅危惧種と出会う

Wevrは、静かな海底を探検できる没入型体験『theBlu』をドバイの水中水族館・動物園に持ち込み、環境保全の教育プラットフォームを提供しています。

Emaar Entertainmentが実現したVRZOOのアトラクションでは、ウガンダ、南アフリカ、モルディブ、エジプト、オーストラリア、マフィア島など世界中のさまざまな国からの生中継での360度映像を体験することができます。どこも、エキゾチックで魅力的な野生動物の本拠地です。

こうした体験は楽しいだけでなく、野生生物や生息地の未来を批判的に考えられるようにするための体験でもあります。

シロワニの世界初の人工授精プログラムの本拠地でもあるドバイ水族館と水中動物園は、彼ら動物たちの保全を最優先に考えています。

体験者はVRヘッドセットを通して、アフリカゾウ、ジュゴンや、その他の絶滅危惧種と、普段は見られない野生での姿を体験します。

VRでしか動物たちが見られなくなる可能性

VRZOOが提供する楽しく刺激的な体験は、一方で現実的なメッセージも持ち合わせています。

ドバイ水族館&水中動物園のゼネラル・マネジャー&キュレーターであるPaul Hamilton氏は、

「展示されているすべての種は、今後絶滅してしまう可能性があります。私たちの将来には彼らの種のいくつかは絶滅し、VRでしか見られなくなるということは恐ろしいことです」と述べています。

ロサンゼルスに拠点を置くWevrはNHMLAとドバイの設備に次いで、2017年も『theBlu』の展示などVR体験と教育に力を入れていくと言います。

(参考)
VRScout / Dubai Brings Conservation Efforts To Life With VR Zoo(英語)
http://vrscout.com/news/dubai-brings-conservation-efforts-life-vr-zoo/

※Mogura VR は、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • 力触覚を中心としたバーチャルリアリティを専攻する学生。幼少期から趣味でゲーム開発を行い、やがてVRにたどり着く。現在はコンテンツ開発やデバイス開発を勉強中。

    Twitter:@FoltTenor

Mogura VR編集部では、インターン・ライター・編集者を募集しています!
現在、インターンの募集も積極的に行っております。応募はこちら!

応募ページへ

そのほかの業務については、詳しくは募集ページをご覧ください。

募集ページへ