第4回『登嶋健太の360°たび日記』”西洋の驚異”と称される絶景!仏モン・サン=ミッシェル

こんにちは。【福祉×VR】の活動をしている登嶋健太です。【福祉×VR】という活動は、外出困難が理由で内向的になってしまった高齢者に対して、外に目を向けてもらうキッカケを作りたいと思い始めました。2014年からお年寄りの“思い出の場所”に国内や世界28カ国の360度撮影へ行き、VR世界旅行のワークショップを、日本と米国の高齢者施設で開催しています。

このコラムは、これまで訪れた世界各国の観光地を360度映像と、私の活動を一緒にご紹介します。

「西洋の驚異」と称される絶景

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第4回目はフランスで最も有名な世界遺産のモン・サン=ミッシェル(以下、モンサンミッシェル)です。

モンサンミッシェルは、フランス西海岸のサン・マロ湾上に浮かぶ小島にあり、カトリック教徒の聖地として1979年に世界遺産登録されました。

フランスの首都パリからモンサンミッシェルまでは東京・名古屋間とほぼ同じ約360km。今回はTGV(高速列車)とバスで約4時間かけて移動しました。


モンサンミッシェルの対岸に到着したら無料シャトルバスか徒歩や自転車、馬車でサン・マロ湾を渡ります。

サン・マロ湾は、一見すると地続きなので「ここは海なのかな?」と思ってしまいますが、ヨーロッパで潮の干満の差が最も激しい場所と知られています。時間帯によっては、猛烈な速度で沖から潮が押し寄せ、1.5mも海面が上昇します。

かつて、モンサンミッシェルに向かう多くのカトリック教徒の巡礼者が、この潮に飲まれて命を落としました。

また、1877年に対岸との間に作られた地続きの道路は、2014年には観光客増大のため取り壊され、新しい橋が完成しました。


橋を渡りモンサンミッシェルにやってきました。

目の前には旅行ガイドブックやポストカードで何度も見た風景が広がり「これぞ絶景!」とテンションが上がります。

動画を動かして右を見ると干潟を見ることができます。砂というより粘土質で水分を多く含んでいるのが特徴で、満潮時は足元がとても滑りやすく、底なし沼のようにズズズーと足が埋もれます。

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城壁に近づいて360度写真を撮りました。岩山の頂上にある修道院はこのゲートを抜けて行きます。

正面には観光案内所があり各種案内や「干潟を歩く」ツアーの申し込みができます。ぜひ、巡礼者が命がけで渡った干潟を体験してみてはいかがでしょうか。なお、現在も干潟は大変危険のためガイド付きでないと立ち入りは出来ません。

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修道院までは参道(La Grande rue)があり、巡礼者向けだった宿や飲食店も、今では観光客向けのお土産屋さんや、カフェ・レストランに様変わりしています。

モンサンミッシェルに訪れる外国人観光客の1/4は日本人ということもあり、ショッピング通りには日本語表記のメニューもありました。


城壁内は参道以外にも細く入り組んだ道が多く、まるで迷路のようです。観光客で賑わうショッピングストリートを何気なく曲がると、見晴らしのいい風景を見つけました。ちょっと疲れたのでここでひと休みしました。

ショッピングストリートを抜けて階段を昇り、修道院の下にやって来ました。修道院は岩山の頂上に建てられているため、想像以上に迫力があります。

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そこから少し行くと修道院の入口があります(入場料は大人:9.00ユーロ、 子供:無料、 団体:7.00ユーロとなっています)。

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さらに、ここから100段以上の階段を昇り修道院の中を目指します(汗)。

階段を昇り修道院の前までやって来ました!修道院は11世紀から増改築をくり返しながら、1000年間も巡礼者の聖地として存在しています。を重厚な修道院の雰囲気から、その歴史を感じることができます。

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大修道院教会堂の様子です。前方に用意されたベンチでは観光客がツアーガイドの説明を聞いてますが、後ろに用意されたベンチを振り返って見るとゆっくり休んでる人もいます。

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修道院を抜けると広大な大自然が広がり、約80mの頂上からは地平線を見ることができます。かつて巡礼者たちが命がけでたどり着き、この景色を眺めていたことを考えると感慨深いものです。

360度カメラでタイムラプス撮影をしてみよう

時間経過の変化をパラパラ漫画のように短時間で確認する動画を「タイムラプス」といいます。「タイムラプス」はスマートフォンのカメラ機能でご存知の方も多いかと思います。

360度カメラも撮影モードを切り替えるだけで簡単にタイムラプス動画を作ることができます。

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この動画はモンサンミッシェルの“日の出”をタイムラプス撮影したものです。朝焼けの修道院の様子と同時に、雲の流れや人が行き交う様子から現地の雰囲気を感じることができます。

先ほどのモンサンミッシェルのタイムラプス撮影は、夜明け・日中・夕暮れを10秒間隔で1枚の360度写真を撮影し約1時間ずつ1400枚の写真を撮りました。その写真を繋ぎ合わせて制作した動画です。上の写真の赤い点線の丸で囲んだのが、使用した360度カメラ「THETA S」です。

観光地でのタイムラプス撮影でよく使う三脚

タイムラプス撮影は通常動画の撮影時間よりも長時間になります。例えば10秒間隔で1枚だと、1分の動画を撮影するのに2時間から3時間ほど掛かります。そして定点タイムラプス撮影する場合は、カメラのブレを最小限にするために三脚を使うのがポイントです。

たくさんの観光客が行き交う中で、大きな三脚を立てることは迷惑になるし危険です。とくに360度撮影の場合は離れた場所からカメラを見守ることも多くあります。

僕は観光地で自由に脚を曲げられる三脚を使用しています。平坦でない場所でも安定感があることや柱に巻きつけてカメラをセッティングできるので、あらゆるシュチエーションで撮影することが可能です。

第4回目のコラムはいかがだったでしょうか?

フランスは首都パリだけでも見どころが多いため旅程を組むのが大変ですが、郊外にあるモンサンミッシェルを観光プランに入れる事をオススメします。

次回は、話題の360度カメラであるinsta360 Oneで撮影した日本の風景をご紹介したいと考えています。お楽しみに!

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この記事を書いた人

  • 高齢者施設で介護予防プログラムにVRを活用しています。
    「元気になって〇〇へ行きたい!」クラウドファンディングで資金を募り、お年寄り100名以上の希望の地へ。国内や世界28ヵ国50都市で360度撮影を実施。パーソナルなVRコンテンツを制作しています。

    VRによるメンタルサポートがリハビリ成果に繋がると考えてます。

    -メディア出演-
    NHK:おはよう日本・ バリバラ
    フジテレビ:とくダネ!
    読売新聞など

    -学会発表-
    第21回 日本バーチャルリアリティ学会
    第31回 人工知能学会全国大会

    HP:https://www.ittaki.com/
    Twitter:https://twitter.com/KentaToshima