GoogleのVRプラットフォーム「Google Daydream」にて、より多様な動画視聴が可能になりました。Daydreamは11月よりアメリカ等で開始されており、日本では未発売の状況です。
Netflixは2015年9月からGear VRへの独占的な配信でしたが、Google Daydreamにもアプリを配信開始しました。 Netflix VRはVR動画を提供するのではなく、暖炉の下に置かれた大きなスクリーンを持つVRリビングルームの中で大画面でNetflixのコンテンツを楽しめるというものです。
また、こうしたVR内の大画面でコンテンツを視聴するアプリでは、Daydream対応の『HBO NOW VR』(およびHBO GO VR)、『Hulu VR』があります。
また、360度ライブストリーミング配信プラットフォーム『NextVR』も同時にアプリをリリースしました。360度と3D両方のVRビデオを提供します。 NextVRは、スポーツや音楽イベントのライブストリーミングに焦点を当てています。また、毎週行われるプロバスケットボールリーグNBAはNextVRにてライブ放送を見るチャンスもあります。Netflix VRと同様に、以前はGear VRのみNextVRコンテンツを視聴できましたが、Daydreamユーザーも参加できます。
動画配信プラットフォームの対応が進むDaydream
Daydreamは、公式のYouTube VRアプリにアクセスできる唯一のVRプラットフォームでもあり、『YouTube VR』では、YouTubeの通常の動画と360度VR動画を視聴できます。
Daydream向けには、『Hulu VR』、『Jaunt VR』、『Littlstar』、『Within』、『Google Play Movies & TV』など数多くの動画コンテンツを視聴できるプラットフォームアプリが数多く配信されています。
なお、動画配信サービスAmazon Videoは、まだどのプラットフォームにもVR提供を発表していません。
Oculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRのようなハイエンドVRヘッドセット向けには、こうした動画配信サービスがモバイルほど対応していません。 『Jaunt VR』は、上記ヘッドセットのいずれでも利用可能なものの、YouTubeやNetflix、HBO、Google Play Movies & TV、NextVRもハイエンドVRヘッドセットでは利用できません。
(関連)
(参考)
Now with Netflix, HBO, and NextVR, Daydream Rises to Top VR Platform for Video
http://www.roadtovr.com/now-with-netflix-hbo-and-nextvr-daydream-rises-to-top-vr-platform-for-video/
※Mogura VRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。