Home » スマホ、PC、ゲーム機と繋ぎ、どこでもARグラスで大画面で見れる無線コネクター「XREAL Beam」発表


AR/スマートグラス 2023.06.01

スマホ、PC、ゲーム機と繋ぎ、どこでもARグラスで大画面で見れる無線コネクター「XREAL Beam」発表

ARグラスメーカーXREAL(2023年5月にnrealより改称)は、米国・サンタクララで開催中のAWEにて、新デバイス「XREAL Beam」(以下、Beam)を発表しました。Beamは、同社製のARグラス「XREAL air」と様々なデバイスを無線接続するコネクターです。

Beamにより、スマートフォンやPC、ゲーム機といった様々なデバイスとXREAL airを繋ぎストリーミング、ARグラスの体験がよりシンプルになります。


2022年は全世界で10万台以上を出荷したXREAL air(旧Nreal air)

有線から無線へ、ARグラスをさらに使いやすく

Beamは手のひらに収まる小型のデバイスです。デザインはかつて一斉を風靡したアップルのiPod miniを彷彿とさせます。XREAL airと有線接続し、ストリーミング元のデバイスとは無線・有線接続することで、XREAL airを拡張ディスプレイとして使用します。

これまでXREAL airを使う際には、デバイスとXREAL airを直接ケーブルで繋ぐ必要がありました。Androidスマートフォン、iPhone、Windows PC、Mac、Switchと対応デバイスは増えていく中、HDMI出力の場合は専用の変換コネクターも必要など、ユーザー体験としてはまだ課題が多くありました。Beamを使うことで、XREAL airとBeamをUSB-TypeCケーブルで繋いでおき、ストリーミング元のデバイスとBeamを無線接続で繋ぐだけでXREAL airで拡張ディスプレイの体験が可能になります。

また、デバイスとの有線接続も可能。低遅延が求められるゲーム機などとは有線で繋ぐことでより快適に楽しめるようになるとのこと。Beamのバッテリー持続時間は3時間半、充電しながらの使用も可能です。

米国では109ドル(約15,000円)で6月1日から予約を受け付けています。


 ※2023/6/3/15:45 対応デバイスとして「テレビ」を入れていましたが、対応デバイスではないことが明らかとなったため削除しています。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード