古典落語の代表作「死神」を題材にした「XR アートシアター 『死神』」が、東京都渋谷区にある「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」にて4月19日(水)から5月7日(日)まで公開されます。
「XRアートシアター」は、デジタル化した文化財、観光資産、アートや舞台などのデジタルデータをバーチャル上に展示できる「バーチャル展示空間」です。バーチャル空間に階層を構築することで、狭い空間でも東京ドームサイズの空間に拡張し、演劇・音楽・展示など多種多様な表現が行えます。
ユーザーは、複数人でバーチャル空間内を歩き回りながら自由に作品を鑑賞できます。例えば、複数の展示空間を巡ってユーザーごとに異なる物語を楽しめるような演劇表現や、タイムマシンで過去に遡ったような体験に広大なプロジェクションマッピングなど、現実では味わえない没入感のある、まったく新しいアート体験を得られるそうです。
今回、東京都・都歴史文化財団と共同で公開する第1回公演「XRアートシアター 『死神』」では、会場となるCCBTの4.5m×4.5mの現実空間をバーチャル空間内で拡張し、東京ドームサイズの複数の表現空間をつくり出しています。また、複数の表現空間をつくり出せる機能を利用して、体験者の行動や選択により、一人ひとり異なる展開が体験できる仕組みになっています。
第1回公演「XRアートシアター 『死神』」開催概要
会期 |
2023年4月19日(水)~5月7日(日) ※月曜休館 |
会場 |
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] |
主催 |
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 |
企画開発 |
株式会社ABAL |
予約 |
(参考)プレスリリース