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MoguraVR

2018.07.10

4K画質×3Dな360度カメラ「Vuze+」を開封してみた

イスラエルHumaneyes社による、3D撮影可能な360度カメラ「Vuze+」を同社よりお借りしましたので、Mogura VR編集部で開封の儀を行いたいと思います。

まず「Vuze+」の最大の特徴についてですが、8つのカメラレンズが搭載されており、最大解像度4Kの視差のある3Dの360度静止画/動画を撮影できるという点が挙げられます。メーカー定価は1,199ドル(約13万円)と高価ではありますが、日本からも購入可能な一般のコンシューマー向け360度カメラでは、同カメラが唯一の3D撮影できる360度カメラと言えるでしょう。

パッケージにも「3D 360° VR」と印字され、3D撮影可能なことが強調されています。

「Vuze+」の主なスペック

レンズ

魚眼レンズ x8個

F値

2.4

解像度

4K(静止画/動画)

防水防塵

IP65

fps

30fps(2Dは60fps)

ビットレート

最大120 Mb

ビデオコーデック

H.264

バッテリー

3700 mAh(2時間撮影可能)

マイク

4個(Spatial Audio対応)

メモリー

micro SD Card

カメラ専用のケースも含まれています。また、しっかりとした作りのスタートガイドも同梱されています。

カメラケースを開けてみました。ぴったりと収納されているので安心です。

このように、四角形の各辺にそれぞれ2つのカメラレンズが搭載されています。この離れたカメラレンズを利用し、視差のある3D静止画/動画を撮影します。

本体の裏側にはカメラネジ穴があります。こちらに付属する自撮り棒や三脚などを取り付け可能です。

本体の上面には電源ボタンと撮影ボタンがあります。本体操作での撮影とスマートフォンを使った撮影が可能です。

micro SDカードとmicro USBケーブルの挿入口。Wi-Fiボタンもあります。このボタンを押してスマートフォンとWi-Fi接続を行います。

付属品の自撮り棒です。無骨な作りですが、折りたたむこともできます。

もちろん三脚を付けることも可能です。本体重量は約460グラムなので、簡易な三脚でも問題なく使用することができます。

こちらが「Vuze+」の内容品一覧です。ケーブルやHOMiDOの簡易VRビューワーも含まれていますね。

「Vuze+」の専用防水ハウジングケースも

「Vuze+」に加えて専用の防水ハウジングケース(メーカー定価は2,950ドル/約33万円)もお借りしましたので、こちらも同じように開封の儀を行いました。

カメラに比べてかなり頑丈な作りのケースです。この中に防水ハウジングケースが収められています。

ケースを開けたところです。自撮り棒や予備のレンズケースも含まれています。

防水ハウジングケースを上から撮った写真です。カメラの物理ボタンと連携しているため、向きを合わせてケースに入れる必要があります。

物理ボタンです。筆者が試したところ、ボタンは少し固めで押すのに力を入れる必要がありました。

付属していたネジ穴のついたアタッチメントに同じく付属する自撮り棒を付けて、手に持ってみました。こちらは重く感じられました。

「Vuze+」を入れて先ほどの三脚に付けてみました。平面な机の上では、バランスも問題なく立つことができました。

レンズ部分のアップです。頑丈でしっかりとした作りの印象です。この部品は予備品が付いています。

https://www.youtube.com/watch?v=MXGBNIm-FDo

こちらは実際に水中に入れて撮影してみた動画です。海の浅瀬で撮った動画で上を見てみると、水上から光が入ってくる様子を見ることができます。

また、下の動画は比較用として防水ハウジングケースに入れないで撮影したものです。

https://www.youtube.com/watch?v=yvKI6Yl7Z1Y

「Vuze+」と防水ケースを試して感じたところ

「Vuze+」を試しに使用してみると、いくつか得意としない面も見えてきました。第一に感じたのはスティッチング精度の甘さ。動画を見ると繋ぎ目がはっきりと確認できます。これは防水ケースを使った場合でも使わない場合でも同じです。

特に4つの辺の間、頂点の箇所については1メートル以上離れてもはっきりと繋ぎ目を確認できました。他の360度カメラと比べると、スティッチングの性能に関しては割り切って考えるか、手動で編集ソフトによる補正を行うことを前提とした方が良いでしょう。

また、撮影したコンテンツを視聴するには一度PCで専用の編集ソフトに入れる必要があります。スマホで撮影から視聴までを完結できないのは、コンシューマー向けの製品としてはイマイチな点だと感じられます。また解像度についても3D撮影ができるとはいえ、3DコンテンツはVRゴーグルでの視聴が必要となることから、4K以上の解像度が欲しかったというのは正直なところです。

価格との折り合いもあり難しい部分もあるかと思いますが、一般消費者からすると高価なカメラになるので、動画の品質の面でもより高いものを求める方も多いかと思います。もしくは3D動画でも60fpsまで可能など(「Vuze+」は30fps)、3Dコンテンツならではのスペックがあると良かったかもしれません。

防水ケースはWi-Fi接続に難アリ?

また防水ハウジングケースについても気を付ける点がありました。筆者が試したのは浅瀬だったのですが、Wi-Fiで撮影した時にすぐに接続が外れてしまいました。水中での遠隔操作を行うことはあきらめて考えるべきで、防水ハウジングケースからも物理的に電源ボタンと撮影ボタンは押せるようになっていますので、基本的にはこちらを使うのが良いでしょう。

レノボの「Mirage Camera with Daydream」のようなVR180の3Dコンテンツだが180度のみは興味がない、しかし「Insta360 Pro」のようにプロ向けのカメラ(価格は税別370,000円)は手が出せないという状態で、どうしても3Dの360度静止画/動画を撮影したいという限定された方には選択肢と第一に入ってくるカメラでしょう。

また、水中撮影の3Dの360度コンテンツを検討している場合も、「Vuze+」と専用防水ハウジングケースの組み合わせが、現在では一番手軽な選択肢になるかと思います。

この記事を書いた人

オーツグ

VR修行中のライターです。VRの可能性の大きさにワクワクしています。「Mogura VR」では編集周りのお手伝いと360動画の狩人を担当しています。

Twitter:@oo2gu

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