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VRChat 2022.12.14

【VRChat】VRで再現された井の頭公園駅は思い出を呼び起こすほどのクオリティだった

ソーシャルVR「VRChat」に井の頭公園駅のファンメイドワールド「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」が公開されました。制作者のnyanyaさんはこれまでに山手線を再現したワールドなどを制作しています。

「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」は京王井の頭線にある井の頭公園を再現したワールドです。入場すると改札のシステム音とセミの鳴き声が聞こえ、夏の駅に来たような印象を受けます。

駅構内はいたるところまで再現され、改札口はもちろん、プラットホーム、待合室、ホームを繋げる連絡通路まで作られています。

プラットホームから線路に降りることもでき、普段見られない場所も探索できます。ホーム下にある緊急時の退避場所やレールなどを眺められるのは、VRChatのワールドならでは楽しみ方です。

このワールドの注目すべきポイントは、細かい装飾や駅周辺までも細かく作り込まれているところです。

駅構内で見られるポスターには細かいシワ、エレベーターにはドア開閉でできたキズといったように、人が使った跡がワールドの随所から見て取れます。

ワールド内では駅構内のみしか歩けませんが、ドローンを使えば、歩けない住宅街や井の頭公園の様子が細かく見られます。窓越しでしか分からないのにも関わらず、作り込まれているのが分かるので要チェックです。

実際に幼い頃から何度も行ったことのある筆者としては、井の頭線に乗るたびに毎回見る案内板や電車が来るのを待つときに感じるホームの狭さから、これまでにない実在感を感じました。アバターの身長が実際の身長に近いのもあり、目の前に広がる空間が現実とVRとでほとんど違和感が感じませんでした。

再現ワールドとしてのみならず、駅としてのクオリティも高いのでアバターの写真や映像を撮影するのにもうってつけだと思います。実際に井の頭公園駅に来たことのある人はもちろん、来たことのない人にも楽しめる高クオリティのワールドなので、ぜひ行ってみませんか?

「Inokashira-kōen Station(井の頭公園駅)」へのアクセスはこちら(PC接続型のVRヘッドセット、もしくは高スペックPCでアクセス可能)。
https://vrchat.com/home/world/wrld_6e5a0cf2-9ea4-4ccd-a165-c4b53d2945d1

(参考)VRChat


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