「VR THEATER」「VRシアター」「DMM VR THEATER」は違う？！それぞれの違いと施設情報まとめ

いないはずの役者がまるで舞台に実在しているように見える――横浜にあるシアター「DMM VR THEATER」ではこんなバーチャル体験が可能です。ところが、ヘッドマウントディスプレイ（HMD）を装着してVRコンテンツが視聴できるサービスにも「VR THEATER」と呼ばれるものがあるため、調べる際に混乱してしまうこともあるかもしれません。そこで、この記事では、「VR THEATER」や「VR シアター」といった名前の付いたサービスや施設をまとめ、その違いを紹介します。

「VR THEATER」「VRシアター」「DMM VR THEATER」の違いとは

「VR THEATER」という名前のサービスのひとつは、ネットカフェ等の店頭でVRHMDをかぶってVRコンテンツを視聴体験できるサービスである「VR THEATER」です。

一方、VRの舞台公演や上映などを楽しめる施設や体験スペースが、一般的に“VRシアター”と呼ばれることもあります。VRシアターの中でも日本に常設されている劇場として「DMM VR THEATER」があります。

全国のネットカフェなどでVRが楽しめる「VR THEATER」

「VR THEATER」は、VR体験をネットカフェやゲームセンターなどの導入店舗で気軽に楽しむことができるサービスです。なお、体験できるVRHMDはGear VRです。

「VR THEATER」では、360度映像プラットフォームアプリ「VR CRUISE」のコンテンツや、「VR THEATER」でしか楽しめない360度映像コンテンツを視聴できます。『GANTZ:O_VR』や『初音ミク VR Special LIVE』などが無料（ネットカフェの施設料などは別途発生します）で楽しめるほか、店頭で視聴料金を支払うと、『攻殻機動隊 VIRTUAL REALITY DIVER』（税込600円）や『進撃の巨人展 360°体感シアター“哮”』（税込600円）などの有料コンテンツを視聴可能となります。

2016年11月18日現在、ネットカフェ、ゲームセンター、カラオケ、カプセルホテルなどの126店舗で導入されています。

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大勢で同時にバーチャル体験が可能な劇場「DMM VR THEATER」

世界初の常設ホログラフィック劇場「DMM VR THEATER」では、VRHMDや3Dメガネを使用せずに体験することができます。3DCGで制作された映像に奥行きが生まれ、サラウンド音声技術による自然な音響とあいまって、この場にいないはずの役者や、時には架空のキャラクターまでもが、まるで本当に舞台上に存在するかのような公演を見ることができるのです。