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冬到来! 自宅で体験できるオススメVR映画 – VR映像プロデューサー・待場勝利の「VR映画の夜明け前」第11回

年も明け、より寒くなりましたね。「こんな寒い中で外出したくない!」という時期こそ、ぜひとも家にこもってVR映画を体験してほしいと思います。

私が今回オススメしたいのは「Google Spotlight Stories」です。

Google Spotlight Storiesとは……

Google Spotlight Storiesは、アーティストや技術者がVRを駆使してストーリーを伝える没入型プラットフォームです。モバイル、360、VR、ルームスケールVRヘッドセットで、映像の中に実際にいるような感覚でストーリーを楽しみながら、この革新的なテクノロジーをぜひ体験してください。周囲を眺めて耳をすまし、体験してみましょう。物語の展開はあなた次第です。
Google Spotlight Stories HPより)

2019年1月現在、Google Spotlight StoriesではVR映画が18作品体験できます。どれもVRならではのストーリーで、魅力的な作品ばかりです。前述のように、アーティストと技術者がVRならではの映画・映像を試行錯誤して制作していることがよくわかります。

”周囲を眺めて耳をすまし、体験してみましょう。物語の展開はあなた次第です。“という記述は、本当にVR映画のことをよく表していると思います。VR映画はスクリーン映画と違い、目の前だけで物語が進むわけではありません。VR映画が始まったら、ぜひとも体験者自身がその空間の中で何が起こっているのかに興味を持ち、物語を探して欲しいと思います。VR映画は、体験者が好奇心を持ってその空間を体験することによって、初めて完成するのではないでしょうか。
 
今回は「Google Spotlight Stories」の存在を、一気に世界中に知らしめた作品を紹介したいと思います。

第89回アカデミー賞ノミネート作品 「Pearl」

この作品「Pearl」はMogura VR Newsやそのほか様々なメディアで紹介されているのでご存知の方も多いかと思います。2016年にアカデミー賞受賞監督のパトリック・オズボーンが制作し、VR映画で初めてアカデミー賞にノミネートされ世界中で話題になりました。すでに多くの賞賛を得ているこの作品をあえて紹介する理由、それは後ほど。

待場の見所①<映像だけで魅せるストーリー>

この作品は、オリジナル曲「No Wrong Way Home」に合わせて体験するアニメーション作品です。セリフはあるのですが、その内容自体はそれほど重要ではなく、映像と音楽だけでストーリーが進んでいきます。登場人物のセリフが少ないことによって、体験者はより周囲の空間を感じ、色々な場所に興味が湧き、見渡したくなるつくりです。細かいストーリーは記載しませんが、5分39秒という短い尺の中で、父と子の葛藤や成長がきちんと描かれた魅力的な作品です。ぜひ皆様にも空間を感じ、色々なことを見渡して、体験していただければと思います。

待場の見所②<こだわりを感じる1つの視点>

この作品の注目すべき点は、全編車内の助手席からの視点で統一されているところでしょう。車という狭い環境の助手席だけの視点なので飽きてしまいそう、と思われるかもしれませんが、実際は全く飽きさせず一気に物語が進みます。体験者は父と娘の半生をずっと助手席から見守り続けます。車が時間の経過とともに古くなる中、父親の思いや娘が大人に成長していく姿を、目の当たりにする体験は、自分がもう一人の家族になったような感覚すら覚えます。最後のシーンではちょっとしたサプライズがあって、一緒になって嬉しくなってしまう自分がいます。

待場の見所③<イースター・エッグ(隠された演出)>

VR映画においてとても重要なのは物語を探すこと、と先ほど述べましたが、まさにこの作品はVR映画ならではの演出、イースター・エッグ(隠された演出)を色々な所に隠しています。

1番印象的だった個所は、娘のサラが10代になり友達と車でドライブをしている時のトンネルのシーン。運転しているサラを見ていると、一瞬、昔の父親がサラを膝に乗せて運転する姿がフラッシュバックするのを見ることができます。しかし、このシーンで運転席のサラを見ずに車の進行方向を見ていると、そのイースター・エッグには気づくことはありません。

VR映画ならではの演出は、VR空間の中を見渡すことによって、いろいろな気づきや小さな物語が描かれているということかもしれません。他にもイースター・エッグが隠されているかもしれませんので、皆さんぜひ見つけてみてください。

まとめ/ Google Spotlight Storiesの挑戦

今回、どうしても「Pearl」を取り上げたかったのは、Google Spotlight Storiesの取り組みをきちんと紹介したかったからです。今回の作品「Pearl」はマルチプラットフォームで制作されています。パソコン向けの本格的なVRには6DoFへ対応しており、モバイル向けには3DoF、さらには「Theatrical Version」と呼ばれる、360°見渡さなくても、通常のTVや映画のようにスクリーンで鑑賞できるような映像も作っており、1つの作品で3つのバージョン体験できるようになっています。

今回、私はモバイル向けとTheatrical Versionで作品を体験しました。モバイル向けは3DoFのみ対応ということで、車の助手席を中心にして周辺を360°見渡すことしかできなかったのですが、それでも十分作品世界に没入することができました。一方のTheatrical Versionは没入感こそなかったのですが、通常のTVや映画のようなフレームワームや編集が行われており、さらにはVR Versionには無かった新たなカットも挿入されていて制作側の演出意図が分かりやすく、自発的に探さなくとも物語を知ることができました。VR Versionとは違う、通常の映画として素晴らしい作品に仕上がっていた、という印象です。

VR VersionとTheatrical Versionを見比べることによって、VRとスクリーン映像の演出の違い、感じ方、ストーリーの読み取り方が全然違うということが実感できました。これでさらに6DoF版も体験したら、全く違う体験になることが想像できます。6DoF版はもっと作品のディテールを知ることができたり、キャラクターとの距離を縮めることができたり、もっと違う角度で物語を体験できたりするのだろうと思います。私は、次は6DoF版で体験してみたいと思います。皆さんも年明けの寒い季節、Google Spotlight Storiesで様々な体験をしてみてはいかがでしょうか。
 
Google Spotlight StoriesはYoutube (PC、GearVR、Oculus Go、Oculus Rift)で見られる他、iOS、Android用にアプリでも体験可能です。また今回紹介した「Pearl」はSteam版もあるので、HTC VIVEで6DoF版が体験できます。

※本記事の内容はあくまで私見に基づくものです。ご了承ください。

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