Home » 「ソウル・サクリファイス」クリエイター陣による新作VRゲームが始動―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(3月6日~3月12日)


VRゲーム・アプリ 2023.03.12

「ソウル・サクリファイス」クリエイター陣による新作VRゲームが始動―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(3月6日~3月12日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は3月6日~3月12日の関連ニュースが対象です。

目次

1. カワイイけど本格派なVR農業シミュ「Across the Valley」PC、PSVR2向けに発売
2. 「ソウル・サクリファイス」クリエイター陣による新作VRゲーム制作プロジェクトが始動
3. RTSとFPSの要素を持ったハイブリッドシューター「Guardians Frontline」発売
4. RTS「ステラリス」のスピンアウト作品「Ghost Signal」発売日が3月24日に決定
5. 新作VRゲーム「PUTTZZLE」近日発売 ”鉄球と槌の音、諸行無常の響きあり”

カワイイけど本格派なVR農業シミュ「Across the Valley」PC、PSVR2向けに発売

新作VRゲーム「Across the Valley」が発表されました。4月6日にPC(Steam)、PlayStation VR2(PSVR2)向けに発売予定です。

「Across the Valley」は牧場を舞台にしたVR農業シミュレーションゲーム。プレイヤーは牧場の主として、作物の収穫、家畜たちの育成に従事。それによって得られた収穫品を市場で販売し、利益を得ながら牧場を発展させていきます。

手描き風の可愛らしいグラフィック、それとは裏腹な農業シミュレーションとしての本格的なゲームデザインが特徴。作物を育てる際には土地を耕し、水やりを始めとする定期的な管理が必要とされたり、家畜たちもそのステータスを都度確かめなければならないなど、本物さながらの農業が楽しめるように設計されているとのことです。

(参考)UploadVR、Steam

「ソウル・サクリファイス」クリエイター陣による新作VRゲーム制作プロジェクトが始動

3月3日より、サービス再開となったVR剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」で知られる株式会社Thirdverseは、公式Twitterにて新作VRゲームの制作プロジェクトが始動したことを発表しました。

ツイートにはThirdverseのプロデューサー・鳥山晃之氏、「DYSCHRONIA: Chronos Alternate」のクリエイティブプロデューサーである岡村光氏、同じく「DYSCHRONIA: Chronos Alternate」のシナリオを務める下川輝宏氏の3名が打ち合わせをしている様子を映した写真が添付されています。

(SOUL SACRIFICE TGS 2012 PV)

この3名は2013年、PlayStation Vita向けに発売された超魔法バトルアクションゲーム「SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)」の主要スタッフです。

岡村氏は自身のツイートで「この3人で打ち合わせをしていると10年前を思い出しますね。今度の物語も狂ってる…。『本』以上の表現を頑張らねば!」とツイート。新作が「ソウル・サクリファイス」と同じ路線の作品になる可能性を示唆しています。
このツイートが「ソウル・サクリファイス」の発売からちょうど10年を迎える3月7日に実施されているのも、それを匂わせています。

気になるゲームの詳細は当面先と思われますが、どのようなVRゲームがお披露目されるのか、今後の動向が注目されるところです。

(参考)「Thirdverse」公式Twitter

RTSとFPSの要素を持ったハイブリッドシューター「Guardians Frontline」発売

新作VRゲーム「Guardians Frontline」が3月10日より、SteamMeta Quest Storeにて販売開始となりました。価格はSteamが税込2,800円、Meta Quest Storeが税込円。いずれもゲーム内言語は日本語に対応しています。

「Guardians Frontline」は2021年に「Guardians」(Guardians VR)の名で早期アクセス版が発売されたタイトル。リアルタイムストラテジー(RTS)とファースト・パーソン・シューター(FPS)の要素を持った、ハイブリッドなゲームシステムを特色とするタイトルです。

プレイヤーは謎のエネルギー源の抽出を達成させるため、拠点に迫りくる敵の軍勢を銃火器、宇宙船、メック(ロボット)、そして建物といった地形を駆使して迎撃していきます。シングルプレイ、4~8人が参加可能なマルチプレイのゲームモードを収録。

特にマルチプレイでは、対戦型と協力型のそれぞれで立ち回りの異なる戦闘が楽しめるようになっています。また、オリジナルのマップを作れるレベルエディター機能も収録。作成したマップは、他のプレイヤーと共有することも可能です。

ソフトウェア概要

タイトル

Guardians Frontline

発売・開発元

VirtualAge、Fast Travel Games

プレイ人数

1人(※オンライン時:4~8人)

価格(税込)

2,800円(Steam)、2,490円(Meta Quest Store

(参考)Steam、Meta Quest Store

RTS「ステラリス」のスピンアウト作品「Ghost Signal」発売日が3月24日に決定

Meta Quest 2(Quest Pro)向け新作VRゲーム「Ghost Signal: A Stellaris Game」の発売日が3月24日(※日本時間:3月25日)に決定しました。価格は税込2,208円で、日本語に対応しています。また、Meta Quest Storeでは事前予約も始まっていて、発売日当日までは18%割引の税込1,790円で販売されます。

「Ghost Signal: A Stellaris Game」はPC(Steam)PlayStation 4向けに発売中のリアルタイムストラテジー「Stellaris(ステラリス)」と世界観を共有するスピンアウト作品。

ジャンルはローグライク要素のあるVRアクションゲームに改められていて、プレイヤーは宇宙船「オーロラ号」の艦長となり、タイトルにも冠された「Ghost Signal(ゴースト信号)」発信源を突き止めるため、危険な任務を遂行していきます。

調査の過程では、宇宙生物たちとの戦闘を主軸としたイベントがランダムで発生。時には巨大な怪物との戦いになったり、戦利品を元に研究開発に勤しむなど、ひとつとして同じ冒険にならない作りが大きな特徴となっています。

(参考)UploadVR、Meta Quest Store

新作VRゲーム「PUTTZZLE」近日発売 ”鉄球と槌の音、諸行無常の響きあり”

新作VRゲーム「PUTTZZLE」がSteamで近日発売予定です。ゲーム内言語は日本語に対応しています。

「PUTTZZLE」はステージクリア方式で展開されるVRパズルアクションゲーム。プレイヤーは鉄球を飛ばし、様々な仕掛けが張りめぐらされたステージ内のゴール(光の柱)へと到達させることに挑んでいきます。

ルールはほとんどゴルフ(パターゴルフ)ですが、飛ばすのは鉄球で、そのためにハンマーを振るうという力押しなプレイスタイルとなっています。ハンマーであるゆえ、ゴルフクラブとは違って直感的に振るだけでいい操作の分かりやすさも特色です。

また、舞台となるステージは基本的にゴルフではないため、仕掛け全般は荒唐無稽なもの揃い。仕掛けはゴールへの到達にも強く関係してくるようになって、活かすか活かさないかで難易度も変わる仕組みになっているようです。

(参考)Steam


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード