「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は7月24日~7月30日の関連ニュースが対象です。
目次
1 協力型VRクライムシューター「Gambit!」独自システムを紹介する新映像が公開
2. VRバトロワ「ポピュレーション: ワン」初代Quest版の販売およびサービス終了が発表
3. ステルスアドベンチャー「République」非VR、VR版全ての完全無料化が実施
4. VR版「Myst」大型アプデ実施、ジャーナリング機能とハンドトラッキング操作が追加
協力型VRクライムシューター「Gambit!」独自システムを紹介する新映像が公開
協力型VRシューター「Gambit!」の新たなゲームプレイ映像が公開されました。映像は30秒近くの短いもので、本作に実装されたシステムのひとつ「Gun Fever」に焦点が当てられています。
(※閲覧時注意!:一部、過激な暴力表現が含まれます。)
「Gun Fever」はゲーム中、特定のメーターが満タンに達すると限定的に特殊な武器が使用可能になるというシステム。4人のキャラクターそれぞれに固有の武器があり、今までの情報で示唆されていた弓矢、チェーンソーといったものは、このシステムに関連した武器であるようです。
「Gambit!」は荒廃した世界で大金の強奪、列車襲撃といった犯罪の限りを尽くすVRクライムシューターです。フランク、ウドー、コーディ、ケヴィンの4人いずれかのキャラクターを操作し、残る3人と共にミッションを遂行していきます。2022年後半にPC(Steam)、Meta Quest 2向けに発売予定です。
VRバトロワ「ポピュレーション: ワン」初代Quest版の販売およびサービス終了が発表
VRバトルロワイヤルゲーム「ポピュレーション: ワン」の初代Meta Quest版の販売およびサービス終了が発表されました。10月31日(※日本時間:11月1日)に終了するとのことです。
開発のBigBox VRいわく、今回の初代Quest版のサービス終了はVRのマルチプレイヤー体験を新たな境界へと高める将来的な構想を実現するための措置とのこと。そのための機能と技術の追求に注力するべく、初代Quest版のサービス終了を決断したようです。
なお、「Oculus Link」の機能を介し、初代Questで「ポピュレーション: ワン」を遊ぶのは今後も変わらず可能です。また、Quest2版はサービス終了の対象外で、Meta Quest Storeでの販売も継続。ゲーム本編も変わらず遊べるとのことです。
また、「ポピュレーション: ワン」の購入から半年が経過していないプレイヤーに向けた返金対応も実施されるとのこと。カスタマーサポートにその旨を報告し、承認が得られれば払い戻しを受けられるようです。
ステルスアドベンチャー「République」非VR、VR版全ての完全無料化が実施
VRステルスアドベンチャーゲーム「République VR」の無料化が実施されました。Steam、Meta Quest Store(Quest / Rift / Go / GearVR)で、7月30日以降より無料でダウンロード可能となっています。また、Steamでは非VRのオリジナル版「République」も無料化が実施されています。
「République」は2013年にスマートフォン、PC向けに発売されたステルスアドベンチャーゲーム。プレイヤーは監視カメラをハッキングし、「ホープ」という名の少女に指示を飛ばしながら、彼女の脱出の手助けをしていきます。全5章構成のストーリーで、日本では全部のエピソードをひとつにまとめたフルパッケージ仕様のPlayStation 4版が発売されました。
VR版は2018年にGear VR、Oculus Goなどで発売。2019年にはMeta Quest(Quest 2)版も発売されています。今回、全プラットフォームにて無料化が実施された経緯については不明。開発・販売元のCamouflajも公式サイト、公式Twitterにおいて今回の完全無料化に関しては言及しておらず、今後の正式な発表が待たれるところです。
(参考)Steam、Meta Quest Store
VR版「Myst」大型アプデ実施、ジャーナリング機能とハンドトラッキング操作が追加
1993年発売の名作パズルアドベンチャー「Myst」のVR版に大型アップデートが実施されました。対象はMeta Quest(Quest 2)版で、アップデートパッチを適用することにより、ジャーナリング機能とハンドトラッキング操作が追加されます。
ジャーナリング機能はパズルの重要な手がかり、お気に入りのスポットを撮影し、後から参照できるようにするものです。これはVR版を遊んだプレイヤーから多くの要望が寄せられていたものとのこと。これにより、謎解きに関係する様々な情報をゲームプレイ中、気軽に記録できるようになります。
もうひとつのハンドトラッキング操作は、ゲーム全編をコントローラなしで遊べるようにするものです。レバーを引いたり、本のページを送ったり、ボタンを押すといった操作を手だけで行えるようになり、今までにないスタイルで「Myst」を遊べるようになります。
このほかにも、クラウドセーブへの対応、アプリ容量の圧縮なども実施。
後者に関しては約9.5GBから約5.9GBと、およそ4GBほど軽くなりました。