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VRゲーム・アプリ 2022.11.13

賢者(?)の発想を元に制作された新感覚VRゲームの発売日が決定―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(11月6日~11月12日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は11月6日~11月12日の関連ニュースが対象です。

目次

1. 「サイレントVR」開発元の新作VRアクション「Hellsweeper」が2023年に発売延期
2. 狂気と哲学に満ちた新作VRゲーム「WHAT THE BAT?」11月18日発売
3. 30種類のマシンを操縦し、不思議な空間を駆けるVRゲーム「Voxel Fly」近日発売
4. 家作りシミュ「HouseBuilder」のVR版が近日発売
5. VR魔法アクションRPG「ルインズメイガス」Oculus Rift(Rift S)版が販売開始

「サイレントVR」開発元の新作VRアクション「Hellsweeper」が2023年に発売延期

VR忍者アクションゲーム「Sairento VR(邦題:サイレントVR)」のMixed Realmsが開発中の新作、「Hellsweeper(Hellsweeper VR)」の発売延期が発表されました。新たな発売時期は2023年の第2四半期になるとのことです。

Mixed Realmsによれば、ゲームバランスの調整と最適化にさらなる時間を費やしたいことから此度の延期を決断したようです。また、本作はPC(Steam)、Meta Quest 2での発売が予定されていて、Steam先行になることが後に発表されていましたが、これが今回の延期で変更されたのかは不明。2023年2月の発売が決定したPlayStation VR2(PSVR2)版も出るか否かも明らかになっていません。Mixed Realmsおよび、本作の販売を担当するVertigo Gamesからの正式発表が待たれるところです。

「Hellsweeper」は銃火器と大型の近接武器、そして呪文を駆使して襲い来る悪魔の軍勢を撃退していくVRアクションゲーム。「サイレントVR」のゲームプレイ全般を継承した精神的な続編で、壁を蹴って高くジャンプしたり、宙返りを決めるといった華麗なアクション、凄惨な出血・暴力表現を売りとしています。

(参考)UploadVR

狂気と哲学に満ちた新作VRゲーム「WHAT THE BAT?」11月18日発売

新作VRゲーム「WHAT THE BAT?」のPC(Steam)Meta Quest(Quest 2、Quest Pro)版の発売日が11月18日に決定しました。

「WHAT THE BAT?」は「手に持つものがバットしかないのなら、すべてが野球に思えてくる」という賢者の発想(?)を元に制作された新感覚VRスポーツゲーム……のような”なにか”。バッティングに料理、射撃、スマッシュ、駐車といった100種類以上のステージに挑戦し、バットの真理を解き明かしていきます。

Nintendo SwitchPC(Steam)などで発売されたゴルフのようでゴルフでない謎のゲーム「WHAT THE GOLF?」の流れを汲む新作で、物理演算を駆使した生々しい操作感、没入感100%の狂気的かつおバカがすぎるネタの数々を売りとしています。

(参考)Steam、Meta Quest Store

30種類のマシンを操縦し、不思議な空間を駆けるVRゲーム「Voxel Fly」近日発売

新作VRゲーム「Voxel Fly」がSteamで近日発売予定です。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)。日本語を含む6言語に対応しています。

「Voxel Fly」は30種類以上ものマシンを操縦し、延々と続く不思議な空間を滑走するVRアクションレースゲームです。タイトルにも冠されたボクセル調の独特なグラフィック、7つの異なる遊びが楽しめるゲームモードを売りとしています。

モードによってはターゲットを射撃することも求められるなど、シューティングゲームのような展開が繰り広げられるのも見所のひとつです。各種モードに付随した70ものミッション、オンラインリーダーボード機能といったやり込み要素も実装。ミッションに関してはSteamストアページいわく現在も追加中とのことで、製品版発売時に増える可能性も示唆されています。

(参考)Steam

家作りシミュ「HouseBuilder」のVR版が近日発売

2021年11月より、Steamで早期アクセス版が発売中の建築シミュレーションゲーム「HouseBuilder」のVR版が近日発売予定です。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)。日本語を含む27言語に対応しています。また、非VR版と同様に早期アクセス版としての発売となり、期間は半年から1年を予定しているとのことです。

原作の「HouseBuilder」は地球上の様々なスポットへと降り立ち、家の建築に挑むシミュレーションゲーム。現実の建築技術に基づく本格的な建築パート、アフリカに北極圏、果ては過去の時代といった特殊な環境での家づくりまで楽しめるバリエーションの豊かさを売りにしています。

VR版は基本的な内容は原作を踏襲しつつ、操作周りをVR特有の直感的なスタイルへと一新。実際に手を動かしながら建築していくという、現実さながらの家作りが楽しめるようになっています。犬と交流するといったお遊び要素も直感的な操作で楽しめるようになり、文字通りその場を触り倒す体験を堪能できるようです。

(参考)Steam

VRアクションRPG「ルインズメイガス」Oculus Rift(Rift S)版が販売開始

VR魔法アクションRPG「RUINSMAGUS~ルインズメイガス~」のOculus Rift(Rift S)版が11月12日より、Oculus Rift Storeにて販売開始となりました。価格は税込3,490円です。

「RUINSMAGUS~ルインズメイガス~」は左手で盾、右手で魔法を放つ躍動的な戦闘スタイルと直感的なアクションを売りとするVR魔法アクションRPG。プレイヤーは新人魔法使いの主人公になって、ヒロイン兼新人研究員のアイリスと共に「遺跡都市グランアニムス」の最深部に眠る秘密に迫っていきます。2022年7月より、SteamMeta Quest Storeにて販売中。10月からはPICO Storeでの販売も開始されました。

なお、Rift版は先行発売済みのPC(Steam)、Meta Quest 2版と同様、対応言語は日本語、英語のみとなります。

ソフトウェア概要

タイトル

RUINSMAGUS~ルインズメイガス~

発売・開発元

Mastiff、CharacterBank

対応ヘッドセット

Oculus Rift(Rift S)

プレイ人数

1人

価格(税込)

3,490円(Oculus Rift Store

(参考)Oculus Rift Store


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