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業界動向 2020.12.14

スマートコンタクトレンズ開発企業が国内メーカーと提携、ナイアンティックがAR開発キットを提供開始  ー 週間振り返りVR/AR/MRニュース

「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.スマートコンタクトレンズ開発のMojo Vision、国内大手コンタクトレンズメーカーと提携(12.09)
2. ナイアンティックがAR開発キットを日本先行で提供開始 パートナーにライゾマら(12.10)
3.MRデバイス「HoloLens 2」開発者版の国内販売がスタート(12.08)
4.Oculus系VRヘッドセットのシェアが過半数突破――Steam月間ハードウェア調査(12.04)
5.米歌手「フォートナイト」バーチャルライブで20億円の売上(12.07)

スマートコンタクトレンズ開発のMojo Vision、国内大手コンタクトレンズメーカーと提携(12.09)

スマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」開発の米Mojo Visionと、コンタクトレンズ国内最大手のメニコンは、スマートコンタクトレンズの共同開発契約を締結しました。提携領域はスマートコンタクトレンズの素材やケア、フィッティングに関するもので、採算面などを精査し、さらに広範囲での提携や事業化の可能性を探ります。

ナイアンティックがAR開発キットを日本先行で提供開始 パートナーにライゾマら(12.10)

ポケモンGO開発のナイアンティックは、AR開発者向けキットの提供をスタートしました。日本は海外に先駆け、事前登録(申請はこちら)が可能です。同キットは、iOS/Androidなど複数の環境で動作するクロスプラットフォームに対応。深度測定や物体の位置関係が現実と近い見え方になるオクルージョン機能も搭載し、今後3Dマップ、ARクラウド機能も追加予定です。

さらに、ナイアンティックのパートナーであるライゾマティクス、バスキュール、ソフトバンクのデモコンテンツも公開されています。

MRデバイス「HoloLens 2」開発者版の国内販売がスタート(12.08)

日本マイクロソフトは、法人・開発者向けにMRデバイス「HoloLens 2 Development Edition」の国内販売を開始しました。マイクロソフトストアから電話注文での受付で、価格は422,180円(税込)。「HoloLens 2」1台と「Unity」のプロライセンス「Unity Pro」と3Dツール「PiXYZ」が3ヶ月無償で利用でき、Azureクレジットなど合計1,250ドル相当のオプションが含まれています。

Oculus系VRヘッドセットのシェアが過半数突破――Steam月間ハードウェア調査(12.04)

2020年11月版Steamハードウェア利用状況調査で、フェイスブックのOculus製品(Oculus Rift、Oculus Rift S、Oculus Questなど)の合計シェア率が約53%に達しました。

11月のデバイスシェア率は、Oculus Questが16.77%とVALVE INDEX(バルブ・インデックス)15.73%を抜き、現在17.12%のHTC VIVE超えも視野に入る展開に。10月のOculus Quest 2発売の影響で、Oculus Questのシェア率が急増したと推測されます。

米歌手「フォートナイト」バーチャルライブで20億円の売上(12.07)

2020年4月に「フォートナイト」で開催された米歌手トラヴィス・スコット氏のバーチャルライブ「Astronomical」の売上が、約2,000万ドル(約21億円)に達すると報じられました。売上にはグッズ販売も含まれますが、収益性の面からもバーチャルライブの可能性に期待が持たれています。

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