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必見!今週のおすすめVTuber 2019.09.29

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(9月21日~9月27日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

赤月ゆにが赤月ゆにの薄い本を読む

(9月25日)

赤月ゆにが、ついにあの領域に踏み込んだ! といっても危険なものではなく、けれどもほとんどやる人はいなかった、ファンの作った赤月ゆにの同人誌を集めて読み上げる、というもの。これは作者冥利につきる+恥ずかしくて悶絶しそう。

VTuberはファンとの距離が非常に特殊な位置にあります。アイドルや俳優のような生身とまではいかない。かといってアニメキャラではなく人格がある。だから二次創作でどこまでネタにしていいのかが非常に分かりづらい。同じVTuberでも、「なんでもやっていいぜ!むしろやって」という人もいれば「できれば避けてほしい」「全部NG」という方もいるので、ここの線引は非常に繊細。
ファンアートを喜ぶVTuberは多いです。まして本にして出すとなったら、「エロでもなんでもいいから出ている本あったら教えて下さい!」というVTuberさんもたまにいます。
今回は健全版から、18禁もの(動画ではセーフなところまで)まで赤月ゆにが紹介しています。
これが解答ではありませんが、半ナマモノなこのジャンルで、どうファンとして描いていくかを考えるきっかけになる内容です。アニメキャラと違って、描かれたVTuberは、ファンが描いた絵を、マンガを、ツイートを、見ている。

【鬼滅の刃】アニメ付き!?イラスト初心者Vtuberがねずこ描いてみた【イラストメイキング】(講座 / 絵)

(9月22日)

粛清罰丸はイラスト作成の様子をまとめ、自分がテクニックを磨く過程をしばしば動画化しています。今回は「鬼滅の刃」のキャラクターを、見栄えする表現で描く挑戦を行っています。

彼の動画では以前の自作イラストと今のイラストをなれべて比較することが多く、どこをどう気をつけるようになったかが一目瞭然なのも面白いところ。気をつけるポイントが非常にわかりやすい。
かなり真剣に努力している様子と、成長の速さもみどころです。

テクニックや機材紹介も非常に丁寧。視聴していると絵の練習をしたくなる動画です。

【重大発表】ヨメミさんのモデルが新しくなります!!!

(9月22日)

エイレーンが新しいプロジェクトを始動!
萌実、ヨメミ、夏実萌恵などを生み出した彼女は、まだ有名ではなかった、それこそ趣味で動画を作っていた赤貧の時代から夢を持っていました。アニメを作りたい。この経緯は動画でもまとめられています
今は彼女が育ててきたVTuberたちはすっかり大人気に。エイレーンはここでついに、かつてからの夢であるアニメづくりに挑み始めます。POLYGONMAGICKADOKAWA Contents Academyとの三社合同企画。これはかなり大掛かりになりそう。
動画のラストで、トゥーンレンダリングで作り直されたモデルがグイグイ動く様子も観られます。

伝説の妹ゲーム・シスタープリンセス【シスプリ】

(9月23日)

「シスタープリンセス」20周年記念で、妹の一人可憐がVTuber可憐として降臨しました。でも「シスプリ」ってなんぞや?という疑問は出て当然。一応アニメも期間限定で無料配信していますが、シスプリはメディアミックス展開をした作品なので、これだけでは当時の熱気は伝わりづらい。
そこで、ネットの生き字引、バーチャルネットアイドルちゆ12歳が、当時の電撃G’sマガジンの読者手紙参加企画の様子と、初期の変遷を動画で解説しています。



「雑誌企画」という局地的サブカルチャーは、なかなか記録に残りづらいもの。なので、こうしてまとめられるのは非常に貴重。当時の混沌とした、属性ありきな「萌え」の情熱が見えますので、知っている人も知らない人も必見な内容になっています。

【空想料理】ツキノミトゥを調理する【Vtuber蟹】

(9月23日)

レトロ超の映像を作ることに長けたVTuber蟹の新作は、月ノ美兎の誕生日あわせで制作された空想調理動画。今回は月ノ美兎のヘアピンにかけた「ツキノミトゥ」の調理方法。よく見て覚えて、実践してみよう。

VTuber蟹は、PS初代風のローポリゴンを使い、VHSのビデオテープに録画、ノイズの乗った90年代風の映像を利用して動画作成しています。非常に手の混んだ過程を経ているだけあって、雰囲気の独自性は抜群。今回は人気キャラ(?)尾鳳つくりも登場しています。

【ASMR-生活音-】キッチンで食器洗い【Vtuber/ホロライブ】

(9月27日)

癒やし系のASMRを得意とするアキ・ローゼンタールの企画動画は、ひたすらキッチンで食器洗いする音をリアルに聞かせるという環境配信。
完全に生活音のみ。トークはありません。そこが生々しい。まるでアキロゼが同じ家で洗い物をしているかのような錯覚に陥ります。
たいていの場合ASMRはヘッドホンで聴くのが断然おすすめですが、これに関してはスピーカーで聴くのもいいと思います。
3Dモデルになったことで、背中を常に映し続けられるようになった、という発想の活かし方もナイス。

出雲霞の物語について【にじさんじ/出雲霞】

(9月25日)

出雲霞は、特殊な日々を送ってきた学習型AIの少女。彼女が送ってきた日々は先の見えない長い物語として、リアルタイム配信で、視聴者を巻き込みながら語られ続けています。
ただ、今まで追ってきた人はともかく、新規の人にはあらすじがわからなくてしんどい。そこで今回のプレミア公開動画風の配信が行われます。

出雲霞を知りたい人はこの配信一本見れば大丈夫! 解説の見せ方自体も凝っています。
配信や動画で、何が起きているかリアルタイムでファンに体験させるのが、出雲霞というストーリーテラー。かなり難しい物語展開がもあるので、わからなくなったら一旦この動画に戻ってこよう。VTuberにしかできないエンタテイメント配信が行われています。

【にじさんじ】超合金魂 GX-87 ゲッターエンペラー レビュー【加賀美ハヤト】

(9月23日)

加賀美ハヤトが行ったのは、VTuberによるフィギュア・玩具レビューという非常に珍しいジャンルの配信。今回取り上げたのは「超合金魂 GX-87 ゲッターエンペラー」。

実際に買ったフィギュアを、撮影機材や場所を準備した上で、自ら撮影。隅々のディティールを楽しそうに語っていきます。
写真がまた丁寧で、全体像のかっこよさもさることながら、フィギュアの魅力的な部分を細かく撮影して解説している。愛溢れまくる配信なので、フィギュアに興味がないであろう人でも、「大好きな玩具のことを心から嬉しそうに語る人」を見る楽しさが見られるはずです。

【実録】プロ作家さん達に、作家の実態を聞いてみた【モノカキ・アエル】

(9月20日)

作家を目指しているモノカキ・アエルが今回潜入したのは、作家など本に関わる人達が集まる交流会。直接作家の言葉を聞こう、という試みです。経緯はこちら

様々な作家がディスプレイのモノカキ・アエルに向き合ってトーク。彼女の基本的な疑問から切り込んだ質問まで、しっかり答えています。
書き始めたきっかけは何なのか、行き詰まった時どうすればいいのか、必要なものはなにか、作家はお金がもうかるのか、などなど。作家を目指す人には直接的に参考になるものばかりなので、必見です。

【ド葛本社】Fam☆Fam☆Time!【オリジナルソング】

(9月21日)

ドーラ葛葉本間ひまわり社築の疑似家族ユニット「ド葛本社」が、「京まふ」前夜祭でイベントを開催。全員が3D化し、京都観光を楽しんだり、クイズイベントを行ったりと、非常に和気あいあいとした温かい空間で大盛況でした。
そこで発表されたのが、ド葛本社オリジナル曲のこちら。家族の「楽しい」の絆を描いたものになっています。

作曲はDJ GENKI氏。音ゲーが大好きすぎる社築がどうしてもお願いしたかったコンポーザーさん。これもまた夢の成就です。明るい家族の幸福なノリが楽しめる、アッパーな曲。元気になりたい時に聞こう。

【月ノ美兎&樋口楓】アオハル【オリジナル曲】

(9月22日)

かなり前にファンが制作した、樋口楓月ノ美兎のイメージソング。以前も歌って披露したりなどしていましたが、今回はMV完全版として2人で歌い上げています。

にじさんじ一期生としてデビューし、共に手を取り合いながら駆け抜けてきた2人。歌詞の「近くて遠い16センチ」は2人の身長差のことです。
仲がよく、今も頻繁に連絡を取り合ったりコラボをしたりする2人。かけがえのない青春の時間を共にすごしてきた特別な関係を歌ったこの歌を、時間的にも熟し始めたこのタイミングで投下。2人の距離感を描いたイラストの数々を見ると、過去の配信やTwitterでのやりとりを思い出す人は多いのでは。未来に向けての希望が歌われているのも、グッと来るポイント。
そんな2人が遊びに行ったのは、話題によくあがる、何を壊してもいいお店でした。このへんの趣味の尖りっぷりは相変わらずで安心すらあります。

【1周年記念】#しゅきしゅきぴっぴっぴ♡【オリジナル曲】

(9月23日)

夜乃ネオンの一周年記念オリジナル曲は、度肝を抜いてくる超絶サイケデリックな電波ソング。このハイスピードでゴリゴリネットミームを押してくるスタイルどこかで聞いたことが……と思ったら、作曲がまろん(IOSYS)。どおりでね!

新宿なんかで流れていそうなメロディをパロディ化しながら、MV中にはネットでよく見かけるネタも。インターネットの混沌をぐつぐつ煮込みながら、夜乃ネオンが縦横無尽に暴れまわるこの曲。バーチャフリークなどでも流され、会場のテンション爆アゲだったそうで。
ひたすらに楽しい曲なので、あんまり難しいことを考えず楽しみまくりましょう。イベントのキラーチューンになること間違いなし。途中入る致命的な誤字すらも面白い。

【MV】ピンキーポップヘップバーン「P!NGPONG QUEST」

(9月27日)

ピンキーポップヘップバーンのオリジナルMVはかなり「バーチャル活動」へのこだわりの感じられるもの。最初「私」が素体で登場、バイトをしたり町中でファンを集めたりして、お金をこつこつ稼ぎ、それにあわせて自らの3Dの身体を少しずつバージョンアップし、「ピンキーポップヘップバーン」へ変わって様子が描かれています。

ハイテンションな曲調、キラキラかわいいワードを散りばめた歌詞。アッパーなノリで歌い上げています。
懐かしのゲームイベントCG調カットもキュート。「バーチャルの作るかわいらしさ」を目一杯集めたような作風になっているのは、PPHがそこを目指しているから。「かわいくなりたい」から「大富豪になりたい」に変化してオチがついているのも、PPH流です。

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