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VTuber 2019.04.18

バーチャルインフルエンサー、世界屈指の音楽フェスでインタビューを担当

インスタグラムで、150万人以上のフォロワー数を誇るバーチャルインフルエンサー、リル・ミケーラ(Lil Miquela)が、コロンビア出身のラップシンガー、J.バルヴィンと、インタビュー形式で会話する映像が公開されました。

インタビューは、2019年4月12日からカリフォルニアで開催されている世界屈指の音楽フェス、コーチェラ・フェスティバル2019で行われました。リル・ミゲーラが動画形式のインタビューに登場するのは、これが初となります。

自然な様子でインタビュー

インタビューは、リル・ミケーラがJ.バルヴィンに質問を行う形で進行しました。映像からは、ミケーラが数語スペイン語を喋るシーンや、コロンビア版のコーチェラ・フェスティバルが存在したと仮定した場合のイベントの模様を、J.バルヴィンに問いかける様子が確認できます。

リル・ミゲーラの運用を行う企業Brud社によると、ミケーラは今後シンガーソングライターのキング・プリンセスを含む、様々なミュージシャンにインタビューを行う予定であるとのこと。

リル・ミケーラの公式YouTubeチャンネルには、これまでにも数本ミケーラが映像形式で登場する動画が投稿されていました。しかし以前の動画では、ミゲーラの口が動くことはなく、また映像の長さ自体も数十秒間程度と、非常に短いものしか存在しませんでした。

バーチャルインフルエンサ-とは

バーチャルインフルエンサーとは、バーチャルなキャラクターを影響力や発信力のある人物(インフルエンサー)として、人工的に作り上げる試みです。2019年4月9日には、大手フライドチキンチェーン、ケンタッキー・フライド・チキンが、自社のバーチャルインフルエンサ-として、カーネルおじさんこと、カーネル・サンダースを起用し話題を呼びました。

投資家らは、バーチャルインフルエンサーには今までのようなインフルエンサーたちと異なり個人的なスキャンダルがないことに注目しています。

(参考)YouTube


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