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投資 2019.01.31

150万フォロワー超の“バーチャル”インフルエンサーに巨額の資金集まる

写真を投稿するSNSのインスタグラムで、150万フォロワーを持つインスタグラマー、リル・ミケーラ(Lil Miquela)は、数々のブランドの服を着こなし、歌手活動を行い、人気インスタグラマーとのランチ写真などを投稿する注目のインフルエンサーのひとりです。

他のインスタグラマーと決定的に違う点は、リル・ミケーラが実在する人物ではなく、バーチャルインスタグラマーということです。

バーチャルインフルエンサーに投資家らも注目

リル・ミケーラの生みの親となるBrud社は、米国内ですでにバーチャルインフルエンサー業界の中で、少なくとも資金調達した額からみても確立した地位を築いてきました。

2018年に、Sequoia CapitalやBoxGroup、その他非公開の投資家らから、600万ドル(約6億6,000万円)以上の資金を調達しています。新たな資金調達によって、2019年1月時点で合計1億2,500万ドル(約136億7,000万円)の資金を集めたとされています。

また、他のベンチャー企業Super Plastic社やToonstar社は、現在スナップチャットやインスタグラムなどのソーシャルメディアでの活躍を目指すバーチャルキャラクターの制作に取り組み始めまています。

投資家らは、バーチャルインフルエンサーには今までのようなインフルエンサーたちと異なり個人的なスキャンダルがないことに注目しています。

2019年から飛躍的に増えていく予想

ニューヨークの投資会社Betaworks Venturesのパートナーであるピーター・ロジャス氏はバーチャルインフルエンサーについて次のようにコメントしています。

私の予想では、2019年と2020年には、バーチャルインフルエンサーたちを見る機会が多くなると思います。そこら中がコンテンツスタジオになっていて、様々な事例が登場するでしょう。

日本でもVtuber(バーチャルユーチューバー)が人気を博しています。世界中で、バーチャルインフルエンサーの今後の活躍に注目していきたいところです。

MoguLiveでは、Vtuberに関する最新の情報を配信しています。

(参考)TechCrunchLil Miquela(インスタグラムアカウント)


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