有志グループ「VRChat関西部」が制作した、大阪の道頓堀を再現した「【JP】Virtual Dotonbori in OSAKA」が、VRChatにて公開されました。企画は柳透さん、ワールド制作はIWさんです。現在パブリックで公開されており、誰でも入場できます。
今回筆者は、3月28日(月)に実施された先行お披露目会に足を運びました。
なによりまず目を引くのはそのにぎやかさ! ワールドのあちこちに、現実の道頓堀にあるものを模したポスターや、VRChatコミュニティから募集した宣伝広告がとても楽しいです。
そして道頓堀へ飛び込む人の姿も。バーチャルならば怪我はしないはず。
こちらには「かに道」や「大阪将軍」といった、どこかで聞いたような名前の飲食店が軒を連ねています。
通りの入口には、「大阪・関西万博」を盛り上げるために設置されたモニュメントがあります。その隣には「いのちのかがやき」くんのような姿が……!
「大阪将軍」店内には、おいしそうな餃子のみならず、VRChatの飯テロ部隊「餃子force」のポスターが。餃子の3Dモデルは「餃子force」提供とのこと。おいしそう……!
その隣には、バーチャル広報がいる福岡のお好み焼き屋「どんどん亭」が出店。店内にはこれまたおいしそうなお好み焼きがあります……!
道頓堀の名物である「食い倒れ人形」は、VRChatのデフォルトアバターの一つであるバターくん仕様に! 実在の道頓堀らしい要素が、VRChatコミュニティ仕様に仕上がっています。
マンホールもよく見ると大阪城が描かれた大阪仕様です。細かなところまで再現が行き届いていて、いろいろなところを眺めるだけでも発見があり、楽しさにあふれています。
本ワールドの開設理由を、企画を担当した柳透さんに尋ねてみたところ、2025年に開催される「大阪・関西万博」に合わせて展開が検討されている「サイバー万博」を理由の一つに挙げました。メタバース空間に万博会場を作り、世界中の人にアクセスしてもらうという企画であり、これを受けて直近ではclutserの「バーチャル大阪」や、NTTドコモなどの参加する「道頓堀ナイトカルチャー創造協議会」が制作した「バーチャル道頓堀」など、メタバースに大阪を作るオフィシャルな動きが加速しています。
そんな中で、自らも大阪人である柳透さんたち「VRChat関西部」も「万博を盛り上げていきたい」という想いから、今回有志でこの「バーチャル道頓堀」を制作したとのこと。「官民ともに、バーチャルから万博を盛り上げる動きを作り上げていきたい」と、万博への熱い想いを聞かせていただきました。
実際、筆者の関西出身のフレンドも、このワールドに来てほどなくして、普段は出てこないコテコテの関西弁で話し始めるなど、空間にあふれる「大阪らしさ」は並々ならぬものがあります。筆者は現実の道頓堀へ行ったことがないのですが、テレビなどから感じ取れた「にぎやかさ」を肌身で感じることができました。
「【JP】Virtual Dotonbori in OSAKA」は、なんと完成度はまだ8割程度とのこと。これからもさらなるアップデートが予感される、大阪人たちの愛が詰まった有志制作の「バーチャル道頓堀」、ぜひ訪れてみてください!
ワールドへのアクセスはこちら(PC接続型VRヘッドセット、または高スペックPCが必要です)。
https://vrch.at/gmeksngp
#VRChat関西部 で作った #バーチャル道頓堀 公開したで~🎊
道頓堀の今を再現!
細かいところまで拘ったで!
みんな大阪に遊びに来てや~
紹介ムービーも作ったからぜひ見てな😆👍【JP】Virtual Dotonbori In OSAKA
ワールドURLはツリーにあるで~#VRChat_world紹介 #VRChatワールド紹介 pic.twitter.com/Ynzw5FSrso— 柳透🍶酒類ライター@自称大阪PR大使 (@yanagi_tooru) March 30, 2022
(参考)VRChat